ダンス・ダンス・ダンスール (1) (ビッグコミックス)

  • 小学館
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感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091874498

作品紹介・あらすじ

ジョージ朝倉が挑む、男子バレエ物語!

主人公・村尾潤平は中学二年生。
幼い頃にバレエに魅了されるも、父の死をきっかけに「男らしくならねば」とその道を諦める。
バレエへの未練を隠しながら格闘技・ジークンドーを習い、クラスの人気者となった潤平だが、彼の前に、ある日転校生の美少女・五代都が現れる。

母親がバレエスタジオを経営する都に、バレエへの興味を見抜かれ、一緒にやろうよと誘われるが――!?


すべてを犠牲にしたものだけが、立つことを許される世界。
重力に逆らい、美しく高く跳ぶものたちよ、
抗いがたきその衝動に、身を捧げよ――

女性誌界のトップランナー・ジョージ朝倉が描く、
王道のドラマチック・バレエ・ロマン、開幕!!!!!


【編集担当からのおすすめ情報】
女性誌界のカリスマ、『溺れるナイフ』『ピース オブ ケイク』のジョージ朝倉氏が満を持して青年週刊誌で初連載!
挑むは男子バレエ、王道のエンターテインメント作です!

普通の男の子がバレエをやるってどういうモチベーションなの?
ということに興味をもったジョージさんが、思春期男子の感情を見事に描ききっています。

中学生らしいヒリヒリとした友達とのやりとり、陰のあるライバルの存在、初恋、そして、抑えきれないバレエへの衝動。

主人公・潤平の葛藤と爆発が、読む者の心をかきむしります。

彼がこの先、見せてくれる夢を、是非一緒に追いかけてください!

感想・レビュー・書評

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  • 再読。

  • 5巻まで一気読み
    潤平くん好きだ!3ヶ月であの域にいった才能溢れる潤平くんが一年後どうなってるか楽しみです。早く新刊読みたい!夏姫ちゃんとペアでまた踊ってほしい。

    ボールルームもそうなんだけど、芸術性のあるスポーツのハードな描写が好きだなぁ。感性と表現力とそれを裏付ける身体の鍛錬…。

  • 久しぶりにジョージ朝倉。
    今はバレエ漫画描いてるのね。

    主人公が俺バレエなんてやんねえし!男らしく生きたいし!ってつっぱってるのがだんだん面倒くさくなってくる‥。

    いじめフラグも立ってるしなぁ、どうなるんだろう。
    ジョージ朝倉は危険なイっちゃってる男子描くのうまいよなぁ。絵柄とも合ってるのかも。

    出産後も思春期のめんどくさい子たちを描くのが上手くて安心しました。

  • ダンス漫画はダンス漫画というだけでダンサーの僕にとっては面白いのですが。この漫画も面白いです!

    バレエ漫画といえば主人公はやっぱりバレリーナ=女性が定番なのですが、この漫画の主人公は男の子です。
    思春期の男の子が"バレエをはじめる"って色んな意味の色んなハードルがありますよね(>_<)そんな男の子の思春期あるあるなエピソードを踏まえながらも、主人公が『踊りたい!』っていう衝動にちゃんと正直に向かっていく姿に早速感動してしまいました。あと
    マニアックなダンスのことだけではなく、とにかく明るいこの主人公が、引きこもりのライバルや、学校の面倒くさい奴らを巻き込んでいく姿も爽快です。まだ3巻までしか発売されていないので、物語はこれから。楽しみです!

  • 現在6巻。
    潤平は子供の頃、姉のバレエの発表会のゲストダンサーの踊りに触発されて、バレエを始めようと思うが、男らしくないと言われたり、父を亡くしたりしてあきらめる。
    心に憧れを抱いたまま、格闘技をしてごまかしていた中学生の時、バレエスタジオの娘・都との出会いで再びバレエをする機会ができて…。
    バレエをすることの葛藤と、かわいい都への恋心、クラスメートとの関係などを詰め込んだバレエもの。

  • TSUTAYAのレンタルでまずは第1巻、借りて読みました。

    バレエが好きだったけど周囲の偏見で辞めてしまった過去を持つ男子中学生村尾潤平が再びバレエの道に引き込まれるお話です。

    やっぱり、「男らしく」「男なんだから」とかが一番切ないなぁ。好きでやり始めたんならやりゃあいいのにねぇ。男性問題の根深さを感じてしまった。

    ただ、とりあえず恋人の母親をババア呼ばわりするのは、男としても人間としてもやめたほうがいいと思うぞ潤平。

  • 久々にジョージ先生の漫画を購入。
    勝手に女性誌で掲載しているのかと思い込んでましたが、青年誌なんですね!

    クスっと笑えるネタを交えつつ、気づくとストーリーに引き込まれてる。
    「溺れるナイフ」といい、少年少女の心の機微を描くのが上手いなぁと思います。
    2巻も楽しみ!!

  • 主人公が生き生きとしている。絵柄も良い。

  • バレエを知ってしまった男の子の物語。
    そのスタートがこの一巻なんですが、本当に伝説の幕開け。知ってしまった、出会ってしまった、というのがふさわしいな、と思います。
    主人公はあるきっかけからバレエの魅力、輝きを知ってしまったのにバレエを選べない人生を送っています。そんな時に転校してきた女の子と出会って本物のバレエをやっと体感してしまって、、、というお話。
    正直バレエなんて見たこともなかったし、興味もなかったけど漫画を読んでる人なら芸術にふれてるわけで、バレエは一種の芸術、つまりは表現作品なので全く興味ない人も読んでみてほしい。

  • ダンスとタイトルにあるので、ストリートダンスかと思ったら、バレエの話だった。
    主人公、村尾潤平は中学二年生。バレエに興味があったものの、父が亡くなり「男らしく生きろ」と言っていたことから格闘技、ジークンドーを習うことになる。
    しかし、同級生の五代都がバレエを習っていて、母のバレエ教室に誘われたことから教室で踊り、素晴らしい演技を見せる。
    都のいとこのるおうは不登校だったが、祖母の指導から素晴らしいバレエの演技力をもっていた。潤平がバレエ教室で踊ることから、るおうもバレエを張り合ってやるようになり、学校にもいくようになる。
    いじめがあるシーンがあって、実際にこんな陰湿なのかと思うと悲しい気持ちになった。
    回が進むに連れて、バレエの真髄がわかってくるので興味深い。

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著者プロフィール

漫画家。1995年、別冊フレンド(講談社)掲載の「パンキー・ケーキ・ジャンキー」でデビュー。主な著作に『恋文日和』(第29回講談社漫画賞少女部門受賞)、『少年少女ロマンス』『ハッピーエンド』(以上、講談社)『ピース オブ ケイク』『夫婦サファリ』(以上、祥伝社)など。現在、ビックコミックスピリッツ(小学館)で『ダンス・ダンス・ダンスール』を連載中。

「2017年 『小説 映画 溺れるナイフ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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