病室で念仏を唱えないでください (3) (ビッグコミックス)

著者 : こやす珠世

• 小学館 (2016年2月29日発売)

作品紹介・あらすじ

救命救急という生死の狭間で、何ができる？

僧侶でありながら救急医として最前線に立つ“僧医”・松本。
彼は患者の家族を殴り、謹慎処分を受けてしまう。

因果応報、自業自得。
僧侶としても、救急医としても、
自分の未熟さを思い知るのだった。

すべての執着を捨てるのが仏の教え、
生に執着して命を救うのが救急医。

その境界で「あるべき姿」を追い求め、
道を見失いそうな彼を動かすのは……
「目の前の命を救えなかった悔しさ」だけである。







【編集担当からのおすすめ情報】
超イケメンで技術は完璧、そのうえ金持ちでモテモテの
どこから見てもいけすかない心臓外科医。
偏屈で小うるさく人の気持ちはわからないが、
スケベ心ではガッチリ通じ合える整形外科医……
個性豊かな同僚たちが、僧医・松本の煩悩を刺激します。

感想・レビュー・書評

[hazel8483さんの感想 · 2021年10月17日]

僧侶で救急医の松本先生のお話。
３、４巻続けて読みました。
結構、助からない率高い漫画かも(T_T)

イケメンなライバル登場。
こういうキャラで関西弁は腹立つな（笑）
彼は彼で腕のいい心臓外科医だけど
何を基準に人命を救うかで
救急チームと対立する。

そう、救急は「チーム」で助けるんだよね。

[ホン・ヨンドルさんの感想 · 2020年6月7日]

【あらすじ】
救命救急という生死の狭間で、何ができる？ 僧侶でありながら救急医として最前線に立つ“僧医”・松本。彼は患者の家族を殴り、謹慎処分を受けてしまう。因果応報、自業自得。僧侶としても、救急医としても、自分の未熟さを思い知るのだった。すべての執着を捨てるのが仏の教え、生に執着して命を救うのが救急医。その境界で「あるべき姿」を追い求め、道を見失いそうな彼を動かすのは……「目の前の命を救えなかった悔しさ」だけである。

[kitkityoさんの感想 · 2017年7月15日]

医者坊主

[ohno55さんの感想 · 2016年3月12日]

「迷いの中で泣いている人に、ボクは何ができるんだ？」

「経路、未だ知らず、岐（ちまた）に臨んで幾度か泣く」（弘法大師）

「自灯明（自らを頼りとし、他人を頼りとせず）」（釈迦）

「一身独り生歿す、電影これ無常なり（人はひとりで生まれ、ひとりで死んでゆく。その一生は一瞬の雷光のようだ）」