- Amazon.co.jp ・マンガ (149ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091884213
感想・レビュー・書評
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お、面白い……タイトルやパッと見の印象はたしかにアレだけど、内容はかなり興味深い。いわるゆる「エロ本」では決してない。描かれていることもわりと筋が通っている。
マイナージャンルの漫画は数あれど「セクハラ」を取り扱った作品というのはこれをおいて他にないんじゃなかろうか。世の中で認知されているセクハラとはどのようなものか、どこからどこまでがそうなのか、具体的にどういった行為を指すのか、それらを体験談を例にして解説していく。
人によっては不愉快に感じるかもしれないが、わらとデリケートで取り扱い難い「セクハラ」というテーマをかなり詳しく解説していて興味深く、面白い。エロではなくあくまで「セクハラ」とはなんたるかを伝えようとしている点も評価できる。
絶対に万人受けはしない、というかできないだろうけど面白い作品だと思う詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
■書名
書名:漫画セクハラ専門学校
著者:ナカタニD
■概要
セクハラについて、マンガで色々と解説した一冊
■感想
改めて確認しましたが、やはり私はこの人の絵が生理的に嫌いな
ようです。
(以前、ある本を読んで、なんとなく絵柄を受け付けなかったので
想像はしていましたが、今回で確信しました。)
なので、内容どうこうではなく、個人的には2度と読まない本と
なります。
で、一応、なんとなく流し読みで読んだのですが、内容も、今更
読む本でもないような気がしました。
結局、セクハラとは"こちらがした行動に対して、相手が性的にどの
ように感じるかというだけであり、一概にこれはダメというのは
無い"というまとめとなると思います。(相手が嫌がれば、全てセク
ハラです。)
パワハラも同じ(少しでも相手の言葉に権力が匂い、かつ、自分が
嫌な思いをしたら相手のパワハラ決定)ですね。
なので、極力相手の嫌がることはしないようにしましょう!という
ことしか言えないという、何とも言えないまとめとなります。
"相手の立場に立って"といいますが、空気を読めない人は、相手の
立場に立つなんて到底出来ないですから、難しいですよね・・・
こういうのは、一般常識(この定義が相当難しいが)を考え、個人個
人で空気を読んで、相手を読んで気をつけるしかないですね。
本に記載されていることが間違っているわけではないので、
絵柄が気にならない人は、読んでみると面白いかもしれません。