Golondrina-ゴロンドリーナ 1 (IKKI COMIX)

著者 :
  • 小学館
3.61
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本棚登録 : 655
感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091885753

感想・レビュー・書評

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  • 感情の起伏というか
    動く感じがいい

  • パパもママもマリアも私を選んではくれなかった。もう選ばれずに惨めに生きるのは嫌。

  • 女性闘牛士漫画。

  •  舞台はスペイン。同性である女性を愛した少女チカは、彼女マリアに裏切られ、自暴自棄になり道をさまよっていた。雨のなか道路に佇んでいたチカはアントニオと出会う。アントニオは元アポデラード(闘牛の世界におけるマネージャーのような役割)であり、その偶然の出会いからチカは闘牛士になり、闘牛場で死ぬことを決意する。それによってマリアや自分を選んでくれなかった父や母、周りの人たちに復讐を果たそうというのだ。かくてチカは闘牛士になるための訓練を始める。
     スポーツ漫画など、こういった何らかの道にはまり込む様を描いた物語の場合、始まりはその道への憧れや驚き、衝撃を受けた等がある。それは主人公を前に向かせ歩かせていくきっかけになる。『ゴロンドリーナ』も闘牛との出会いによってチカは歩き出すが、前述の漫画たちと異なるのはチカが死へと向かっていこうとする姿勢である。チカにとって闘牛は復讐の手段なのである。最高の死に際を飾ることを目的とした漫画はそう見ない。また、この作品にはマイノリティとしての立場が多く描かれている。同性愛者のチカや友人のセチュ、闘牛という題材も珍しい。
     筆致はシャープでキャラクターそれぞれが凛とした佇まいを持っている。漫画というよりデッサンや絵画に登場しそうな人物たちの描写である。その佇まいがよりいっそうチカの苦悩やアントニオの憂いを引き立てていて、惹きつけられてしまうのである。

  • 1

  • 最近好きな人


    絵が凄く好き


    牛の角突きを見に行ったんだけど

    これとは全然違うなぁ




    闘牛って
    こんなに
    残酷なものだったのか

  • 表紙買い。
    でも気づいたらえすとえむ先生のでした。

    これいいですね。
    同性の恋人に裏切られた女の子が、自殺しようとして、闘牛士になる。

    闘牛って今までなんとなくしか知らなかったけど、結構えぐいんですね。
    でもこれも伝統だから「残酷…」って簡単に言えないなぁって思った。
    食べてるしね、牛。

    なんというかこのお話の「間」が好き。
    働けケンタウロスの時も思ったけど。
    セリフのないシーンによりひきつけられる感じ。

    このあとどうなるか、非常に気になります。

  • やっぱり絵が好み過ぎるw
    お話はどうなってゆくのでしょうねぇ。。
    ひとまず見守り姿勢。

  • #manga
    ゴロンドリーナ=つばめ。珍しい本格闘牛漫画。

    舞台はスペイン。日系人?の少女が主人公。同性の恋人にふられ、車道に飛び込み自殺を図るも、元闘牛関係者に救われる、という場面からスタート。少年のような外見、そして迫る自動車を前にしての度胸を買われ、闘牛士への道を示唆されて…

    正直闘牛の描写はこれから。だが個人的には非常に興味深い。細かい描線をつらねる繊細なタッチも素敵。闘牛士の立ち姿が美しい。

    そう、ちょっとゴヤのエッチング、タウロマキア(闘牛技)を想起させるかも。


    ・えすとえむ「Golondrina-ゴロンドリーナ 1 (IKKI COMIX)」1巻読了。

  • いまなぜ闘牛を題材に?と思ったし、はっきりいって闘牛きらいだけど、残酷なところも含めて逃げずに描いてあるなぁと思った。えすとえむさんの描く身体の線が好き。次巻も買う。

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著者プロフィール

2006年「ショーが跳ねたら逢いましょう」(東京漫画社刊)でデビュー。フィール・ヤング(祥伝社)にて連載の「うどんの女」が「このマンガすごい! 2012」のオンナ編第3位にランクイン。2011年からは月刊IKKI(小学館)にて闘牛をテーマにした「Golondrina ゴロンドリーナ」を、2012年からはジャンプ改(集英社)にて若き靴職人を描く「IPPO」を連載。BL誌、女性誌のみならず、青年誌にまで活躍の幅を広げている。

「2021年 『CITY HUNTER外伝 伊集院隼人氏の平穏ならぬ日常』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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