- Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091885753
感想・レビュー・書評
-
感情の起伏というか
動く感じがいい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
パパもママもマリアも私を選んではくれなかった。もう選ばれずに惨めに生きるのは嫌。
-
女性闘牛士漫画。
-
舞台はスペイン。同性である女性を愛した少女チカは、彼女マリアに裏切られ、自暴自棄になり道をさまよっていた。雨のなか道路に佇んでいたチカはアントニオと出会う。アントニオは元アポデラード(闘牛の世界におけるマネージャーのような役割)であり、その偶然の出会いからチカは闘牛士になり、闘牛場で死ぬことを決意する。それによってマリアや自分を選んでくれなかった父や母、周りの人たちに復讐を果たそうというのだ。かくてチカは闘牛士になるための訓練を始める。
スポーツ漫画など、こういった何らかの道にはまり込む様を描いた物語の場合、始まりはその道への憧れや驚き、衝撃を受けた等がある。それは主人公を前に向かせ歩かせていくきっかけになる。『ゴロンドリーナ』も闘牛との出会いによってチカは歩き出すが、前述の漫画たちと異なるのはチカが死へと向かっていこうとする姿勢である。チカにとって闘牛は復讐の手段なのである。最高の死に際を飾ることを目的とした漫画はそう見ない。また、この作品にはマイノリティとしての立場が多く描かれている。同性愛者のチカや友人のセチュ、闘牛という題材も珍しい。
筆致はシャープでキャラクターそれぞれが凛とした佇まいを持っている。漫画というよりデッサンや絵画に登場しそうな人物たちの描写である。その佇まいがよりいっそうチカの苦悩やアントニオの憂いを引き立てていて、惹きつけられてしまうのである。 -
1
-
最近好きな人
絵が凄く好き
牛の角突きを見に行ったんだけど
これとは全然違うなぁ
闘牛って
こんなに
残酷なものだったのか -
やっぱり絵が好み過ぎるw
お話はどうなってゆくのでしょうねぇ。。
ひとまず見守り姿勢。 -
いまなぜ闘牛を題材に?と思ったし、はっきりいって闘牛きらいだけど、残酷なところも含めて逃げずに描いてあるなぁと思った。えすとえむさんの描く身体の線が好き。次巻も買う。