子連れ同心 (IKKI COMIX)

  • 小学館
4.04
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本棚登録 : 352
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091886804

作品紹介・あらすじ

江戸の四季の中、父子のあたたかな日々。

気弱な同心・立花伊織。与力様に怒られたり、同心仲間に手柄をとられたりしつつも、町を見廻り治安を守る。そしてその傍らには、我が道をゆく息子・巳太郎の姿が。初鰹・七夕・煤払い・雪うさぎ……父ひとり子ひとりの日々を、四季の移ろいとともに描く1冊。


【編集担当からのおすすめ情報】
ショートWEB連載が描き下ろしを加え待望の単行本化!名コンビとも言える父子・伊織と巳太郎、ふたりを見守る周囲の人々―――さりげなく想いあい大切に送られる日々に、じんわりと胸があたたかくなります。そして実はこの子、幼少期の『さらい屋五葉』名脇役・立花なのです。『五葉』読者も、そうでない人も楽しめる1冊です!

感想・レビュー・書評

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  • 何度読んでも何となく物悲しいような、楽しいような、絶妙な後味。つらつらわらじと共に大好きな話。

  • 2015-3-11

  • ほのぼの。

  • 弱気の同心と勝手気ままに生きていく息子を描く作品。本当に素晴らしい内容だ。やはりオノナツメさんは、好みの漫画家だと感じた。一筆書きのような軽快なタッチの絵が味わい深い。江戸の季節の移り変わりがさり気なく描かれ、江戸情緒に浸ることができる点も気に入った。蚊帳の中で親子が眠る場面などは、しみじみとした詩情がある。この作品の一番目の魅力は息子の巳太郎で、彼がくりくりした眼でまわりの人や景色を見つめるシーンでは、心がとろけそうになる。手元に置いて繰り返し読み返したい作品だ。

  • 購入。心優しい同心とその息子のほのぼのストーリー。
    季節の移り変わりと息子の成長と、ささやかだけど幸せな気持ちになる話ばかりでした。

  • 季節毎の行事に合わせ進む親子の日常。
    読んでいてほわっとしてしまう作品。

    さらい屋五葉を読んだあとに読み返すと、なんだかんだ巳太郎もへらへらしてる気がする(笑)

  • 「さらいや五葉」のスピンオフ。
    立花親子のほのぼのとした日常に癒されます。

  • 立花親子のほのぼの短編集。巳太郎が同心という職業に誇りをもつ過程が見れる。

  • 『子連れ狼』のような表紙だけど、
    なんとなくヘタレな同心・立花伊織と
    息子・巳太郎の日常を描いたほのぼの漫画。
    妻を亡くした子連れ同心・伊織は
    ヘタレで人が好い(;^◇^;)ゝ
    周りはそんな伊織の人柄を知っており
    息子・巳太郎も父の事を判ってる。
    良い親子じゃん(〃艸〃)ムフッ。

    顔の怖い伊織の上司・八木様も
    伊織を叱りつつ何かと気にかけている。
    あたたかくて味わいのある漫画。

    因みに巳太郎は『さらい屋五葉』に出てくる
    同心・立花伊蔵の子供時代って事なので
    後で『さらい屋五葉』を読み返さなきゃ!!∑ヾ(≧□≦*)ノ

  • ちょっと頼りない父親だけど、巳太郎とイイコンビで可愛い!

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著者プロフィール

2003年『LA QUINTA CAMERA』 でデビュー。『さらい屋五葉』(全8巻/小学館)『リストランテ・パラディーゾ』(全4巻/太田出版)『ACCA13区監察課』(全6巻/スクウェア・エニックス)など映像化作品も多数。
「モーニング・ツー」では『Danza』(全1巻)『COPPERS』(全2巻)『つらつらわらじ』(全5巻)『ハヴ・ア・グレイト・サンデー』(全4巻)を連載。

「2023年 『ザ・ゲームスターズ(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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