空母いぶき (6) (ビッグコミックス)

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091893833

作品紹介・あらすじ

武力奪還作戦始動!! ついに地上戦へ!!

与那国・多良間島の
武力奪還作戦「はやぶさ」始動!!
しかし中国軍の想定外の対応により、
上陸した特殊作戦群が損耗してゆく・・・!!!
状況を打開すべく、
「いぶき」艦長・秋津が装備投下作戦を立案!!!
その作戦は、撃墜される確率が極めて高く・・・!!?

感想・レビュー・書評

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  • 与那国島と多良間島への陸自部隊上陸が最大のテーマ。与那国島に第一空挺団を降下させるために先行上陸した部隊を支援するための政府、自衛隊、現場部隊の動きは、なかなか読み応えがあった。早く続きを読みたい。。

  • 映画公開まであと2ヶ月。内閣総理大臣は大好きな佐藤浩市さんなんだぁ。今から楽しみ。

  • 占領された島の島民、自衛隊、政府が団結して巨大な敵に立ち向かうのがとても良かったです。

  • ・41 代替プラン無し?中国の攻撃ヘリは、暗視装置無しの有視界飛行ですかね。
    ・42 時々入るスカイツリーのカットは、ジャーナリズムの象徴?
    ・43 政府と国民の一体感は、与那国島で展開した自衛隊と人質民で実現されたと。
    ・44 空輸より海上輸送の方が良いってことは無いですかね。
    ・45 C-2はタンカーといっしょに、空中待機でしょ。

  • 物資投下作戦

  • 展開が気になって読み進む手が止まらない!
    奪還作戦発動も、予定通りには進まず。先鋒部隊への補給作戦が急遽実行されるなど、やはり一筋縄ではいかない展開が秀逸。
    とりあえず7巻まではまとめ買いしたので、読み進めますかね。

  • "自衛隊の活躍が描かれた作品。中国が尖閣諸島を占拠した時、日本国は国家としていかに対応するかをシミュレーションしたもの。
    次巻の発売が待ち遠しい。"

  • <b>右傾化抑え目テイスト6巻 やはり補給がないと戦えない</b>

    本格的な地上戦が始まるかと思えば、与那国島で孤立した特殊部隊への補給作戦がメイン。
    中国軍も、人道的ラインを大きくは踏み越えず、民間人の分散収容(人間の盾)まで。

    いぶきは、本巻では、F35Bが、地対空ミサイルをゲリラ的に攻撃したり、補給機の支援に回ったりと脇役。
    特殊部隊は、人数多いけど、ゲリラ的に戦うのだろうか?
    次巻は、いよいよ、尖閣諸島攻撃。
    F35Bの空爆で楽勝と思わせて、潜水艦戦になるのでは、直近に広東もいるし物量も脅威。

    本作は、派手な架空戦記的な右傾化展開に振れ過ぎることを抑える傾向が顕著になってきたと思う。
    朝○新聞モデルの記者さんの現地取材にもページが増えそう(コイツちょっと見直した)
    一方、与那国島の蛾の博物館が戦闘ヘリ(武直)の機銃掃射を受けて、美しい標本が無残な様になるシーンが語りなしで挿入されている。
    そういうバランス感覚は、とても大事だと思う、自分がいる。

    ツッコミ
    ・地上戦では、戦闘ヘリ無双と思えるシーン連続だが、適切な装備さえあれば兵士単独で撃墜できるオチに。
    →「ブラックホークダウン」
    だったら、なんで降下時にランチャーを持って来ないの〜。重いんだろうな。
    ・特殊部隊や操縦士の戦死は、養成、訓練の膨大なコストも失われると考えてしまう。
    現在戦ってそうなんだろうなあ。だからって、彼らの無人化は直ぐにはできない。
    ・多良間島は、前巻でF35B1機を犠牲に地対空ミサイルをほぼ無力化しているはず。
    与那国島とは事情が違うのに、なんで、速攻制圧できないのか。分散収容単独の効果なのか。
    ・そもそも、中国軍の島民分散収容をなぜ予想できないのか?特殊部隊孤立の原因になっているのだが。
    →これは、実際問題として有り得そう。対応プランなどあるのだろうか?
    中国軍の初動の遅れで地対空ミサイル配備を許してしまった時点で、人間の盾オプションが発動されて、相当不利になってしまう。

  • 与那国、多良間の奪還が進んでいく中、自衛隊にも犠牲者が出て行く。どんどん際どくなっていく。

  • いよいよ地上戦に…
    陸海空自衛隊員の国防意識。これまで訓練しか行って来ていないにも関わらずこうも戦闘能力が高いモノなのかな…それだけ現実を想定した練度の高い訓練を積んで来ているということなんだろうけれど、本当の戦闘だともっと泥臭い展開になるんでしょうね。現実的圧倒的な戦力差も大事ですが、相手に畏怖など心理的な要素も戦争には大事なんですね。
    しかしやはり兵士という職業に従事される方々は戦闘に出ることが本願…みたいな潜在的な願望みたいなものが出て来るもんなんでしょうかね。その野生的な心情と合わせて理性的な行動意識も非常に高いのはもちろんなのですが、やはり何処か物語的な演出のような国防意識の発露というよりは本能的な願望としての戦闘要求みたいなものがあるのかなぁって…でも本当に戦争に直面したら僕だって日本を守りたいという意識に駆られると思うな…それで良いんだと思う。

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著者プロフィール

1948年、広島県尾道市生まれ。本名は川口開治。明治大学で漫画研究会に在籍、在学中の1968年「ヤングコミック」掲載の「夜が明けたら」で漫画家デビュー。卒業後は本格的に劇画作品を執筆、竹中労とのコンビでは本作のほか、「博徒ブーゲンビリア」などを描く。「ハード&ルーズ」で人気を得、87年「アクター」、90年「沈黙の艦隊」、2002年「ジパング」で講談社漫画賞を3回受賞、2006年には「太陽の黙示録」で小学館漫画賞と文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受けるなど、五十年余にわたって第一線で活躍する。他の代表作に「イーグル」「僕はビートルズ」「空母いぶき」など。

「2023年 『黒旗水滸伝 大正地獄篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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