赤狩り THE RED RAT IN HOLLYWOOD (1) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
4.25
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本棚登録 : 92
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091896872

作品紹介・あらすじ

表現の自由を侵す権力と闘う映画人たち

第二次大戦後。ソ連とアメリカ、二大大国の冷戦が始まった。
ソ連の力に強い脅威を感じた米国右派の政治家は世論の
喚起を狙って、共産党員および共産党シンパと見られる人々を
厳しく排除した。この赤狩りの陣頭指揮を取るFBI長官・エドガー・フーヴァーは、
当時の娯楽の王であった映画界にいるアカを葬り去ることを
宣言した。非米活動委員会(HUAC)による聴聞会が始まる。
ハリウッドの映画人たちはこの権力の弾圧といかに闘うのか!?


【編集担当からのおすすめ情報】
権力の弾圧の中で映画人たちはどのように闘い
どのような作品を残したのか?
著者・山本おさむ氏が長年温めていた入魂の作品です。
ぜひお買い求めください。

感想・レビュー・書評

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  • 面白い。映画が作られた時代背景と、隠されたメッセージなど。ローマの休日の真のメッセージなんてあったとは。。
    民主主義とは何か、言論、表現の自由も大事な主題であるが、社会の世相がカルチャーに現れることなど、社会学やカルチャラルスタディーズの観点からも面白く、その中でもがく人間の強さや弱さが描かれる。一粒で三度美味しい、骨太のドラマ。

  • 1〜10巻読了。
    赤狩りもドルトントランボもローマの休日も知ってはいたが山本おさむの大力作でケネディ暗殺までもが赤狩りだったと知り驚いた。
    こんな世の中はまだまだ、日本でも続いている。そして多くの人々がトランボのように闘っている。人間としての尊厳を持って生きねば。

  • ある場所への旅路、宿泊地で置かれていた週刊誌そこで連載されていた本作。何気なく読み始めるとグイグイと引っ張り込まれる。これは一体どう言う作品なんだ?が読み始めるきっかけだった。ついでに読み始めて僕の頭の中に浮かんだ思考は、何故にここまでホワイトピープル達は闘争好きなんだと言うこと?偏見と言われればそれで結構だが、歴史上数多くの争いに彼らの姿が見えなかったことは有るだろうか?以上1巻読後の感想です。

  • 面白いからみんな読んで!

    私は自分の言葉で話します。
    何にでもイエスかノーで答えるのはバカか奴隷だけだ。

    いつか言ってみたいセリフ。

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