BANANA FISH (4) (小学館文庫 よA 14)

著者 :
  • 小学館 (1997年1月17日発売)
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本棚登録 : 677
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091911643

作品紹介・あらすじ

ニューヨークを舞台に描く大長編ロマン。

100%の催眠暗示を可能にするドラッグ、バナナフィッシュ。 自我を破壊され、薬の支配下に置かれたショーターは凄まじい苦しみの中で英二に襲いかかる。アッシュは親友ショータに向けて銃弾を放った…。 ゴルツィネの右腕となったオーサーに反旗を翻したシン率いるチャイニーズ・グループらの襲撃で窮地を脱したアッシュは反撃を開始。アッシュかオーサーか。 ニューヨーク・ストリート・キッズを2分する大抗争が始まろうとしていた。

感想・レビュー・書評

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  •  ぐんと面白くなった。話の規模がぐっと広がって、一方でキャラクターたちが互いに考えていることが少し深掘りされて、縦横に話が大きくなった感じ。
     様々な思惑が交錯して、人間関係も複雑さを増していく。
     コメントで少し内容に触れることを書きたい。

    • ヤヌスさん
       ややネタバレします。





       伊部がエイジに対して、抱いている感情、恩義を感じながら羨ましくもあって、でも奮起させてやりたい、みたいな...
       ややネタバレします。





       伊部がエイジに対して、抱いている感情、恩義を感じながら羨ましくもあって、でも奮起させてやりたい、みたいなのが凄く好き。
       アッシュがエイジに良くしてやる理由も説得力があって良かった。あえて憎まれ役を買って出るのも、正当性を分かって悔しく思うのも。
      2024/04/23
  • パンプキン…

  • 殺し過ぎだよー。

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  • ショーターの最期はひたすらつらい。

    そして束の間の休息に男子高校生みたいに無邪気にじゃれあうアッシュと英二に泣きそうになる。
    どんなに重い境遇や過去を背負っていてもアッシュは十代の男の子なのだ。生まれた場所が違ったならアッシュはこんなふうに気のおけない友人と笑って話せていたかもしれない。そう思うとたまならく切ない。

    英二くんがアッシュに「ずっとだ(側にいる)」って言ったとき、アッシュは「ああ、もう何もいらない」と思ったんじゃないかな。
    なぜかふっと「ベルサイユのばら」でオスカルとアンドレが抱き合うシーンを思い出した。
    精神で繋がった強い繋がり、永遠と呼べるような。

    アッシュは英二くんという存在がこの世界にいる限り、何も怖くなくなるんだろう。そのアッシュが到達した場所が、読者にとっては救いでもありいずれ彼はいなくなるのだという哀しい予感を感じさせる。

  • BANANA FISHがなんなのかわかってきて、俄然面白くなってきた。

    前巻まではアッシュの美少年設定があまりピンとこなかったが、この巻からその設定が生かされているというか納得できる感じ。

    英二といる時のアッシュは年相応に見えるし、心を開いているようにも見える。なぜ英二だったんだろうか。

  • 面白ーい‼︎アッシュ、サイコー!

  • Cover Photo/Akimi YOSHIDA
    Cover Design/Eiichi SUEZAWA

  • アッシュの超人性に拍車がかかってきた。

  • ショーター。。ここまでで既に一本映画観たような気分。ひどく悲しい。この時のアッシュのそばに英二がいて良かった。微笑ましいやりとりにホッとします。この辺からアッシュが「美少年」らしくなってかっこいい。

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著者プロフィール

同姓同名あり。

1. 吉田秋生 (よしだ あきみ)
1956年、東京都渋谷区生まれの女性漫画家。武蔵野美術大学卒業。1977年「ちょっと不思議な下宿人」でデビュー。1983年、「河よりも長くゆるやかに」及び「吉祥天女」で第29回小学館漫画賞を、2001年に「YASHA-夜叉-」で第47回小学館漫画賞をそれぞれ受賞。その他代表作に、「BANANA FISH」。
代表作のメディア化が多く、「吉祥天女」は2006年TVドラマ化、2007年に映画化された。「海街diary」は2015年に映画化されている。2018年には「BANANA FISH」がTVアニメ化された。

2.吉田 秋生(よしだ あきお)
1951年生まれのテレビドラマ演出家。学習院大学法学部卒業。

吉田秋生の作品

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