源氏物語 (4) (小学館文庫 まB 4)

著者 :
  • 小学館
2.75
  • (0)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 15
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091912145

作品紹介・あらすじ

源氏の愛の遍歴を描く絢爛たる王朝絵巻

六条御息所の光源氏への愛。そのあまりに想い深きが故に魂魄さまよい生霊と化し愛の地獄の悪夢をみる。加茂祭、車争いの恨みをのせ生霊は夕霧を産んだ葵を襲う。 翌冬、桐壷院崩御。藤壷は東宮出生にまつわる秘密を封じるため仏門に入り、宮中の権勢は宿敵右大臣一族に移ってゆく。そして露見する朧月夜との恋。 都を離れた光源氏は秋風の中ひとり須磨の寂しき浦に立つ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 源氏物語を妖艶なムードで漫画化したシリーズの第4巻です。
    らじは、お子ちゃまなので、太郎姉ちゃんから感想を教えてもらっています。
    ついに光源氏くんは須磨に流されました。
    藤壺の宮さまとの間の子(のちの冷泉帝)を東宮にしたし、今までもいろいろやらかしているからねぇ…。
    でも、表立っては朧月夜さんと仲良くしちゃったのがいけなかったってことらしい。
    明石の入道がお間抜けな顔で、けっこう笑えたとのことです。
    やっぱり源氏物語を理解している人向けの漫画みたいだよ。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

牧美也子

神戸生まれ。1957年(昭和32年)、単行本『母恋ワルツ』でデビュー。同年より、月刊少女誌「少女」「少女クラブ」「少女ブック」に掲載開始。67年に発表された人形「リカちゃん」は、当時の牧作品『マキの口笛』『りぼんのワルツ』『銀のかげろう』などのキャラクターからデザインされた。週刊少女誌、ジュニア誌を経て、68年頃から一般誌、週刊青年・女性誌へ執筆の場を移し、新聞、小説誌などの連載イラストや装丁も手がける。74年『緋紋の女』により第3回日本漫画家協会賞優秀賞、75年『星座の女』により第10回カナダモントリオール国際コミックコンテスト第1位、89年『源氏物語』により第34回小学館漫画賞を受賞。『恋人岬』は映画化、『熱愛』『悪女聖書』は連続テレビドラマ化された。

「2021年 『ワイド版 マンガ日本の古典24 好色五人女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

牧美也子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×