14歳 (11) (小学館文庫 うA 61)

著者 :
  • 小学館 (2002年5月16日発売)
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本棚登録 : 66
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091925916

作品紹介・あらすじ

▼第7章/大脱出(21)~(36)▼第8章/人類最後の日(1)~(4)●主な登場人物/アメリカ(ヤング・アメリカ大統領の息子。緑色の髪の毛を持つ。飛行機事故で死亡したが、遺伝子操作で復活する)、エリザベス(ゴーマン副大統領の孫娘)、のばら(ローズのクローン)●あらすじ/“悪い心”を持った大人たちがいなくなり、チラノザウルス号は平穏を取り戻した。他のロケットに乗っていた子供も無事に収容され、チラノザウルス号に世界中の選ばれた子供たちが集まった。だが、謎の少女・のばらの登場により状況は一変。人工人間を使って、ロケット内を支配しようと動き出したのだ…!!(第7章・27) ●本巻の特徴/大統領の息子・アメリカたちを乗せ、宇宙に飛び立った“チラノザウルス号”。ロケットと呼ぶにはあまりに異様で、まるで巨大な生命体であるかのようなこの宇宙船は、先に地球を脱出した小型ロケット群の危機を救うべく、大きな口を開けて、ロケットを次々と船内へ収容していった…。だが、そのなかには、世界の経済を牛耳るローズの分身・のばらが潜んでいた!! 異常な権力欲を持つこの少女の出現により、ロケット内の混沌はさらに加速する…!!●その他の登場人物/岬タロウ(岬・日本総理大臣の息子)、アーサー・ヤング(アメリカ合衆国大統領)、ゴーマン(アメリカ副大統領)、人工人間「もの」(サミー、トビー、ダッグ、ニック、ハット)、スーザン(ヤング大統領の妻)、金鉄拳(優れた運動神経を持つ少年)、カトリーヌ(ジュウル・フランス大統領の娘)

感想・レビュー・書評

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  • のばらが関谷とか女番長みたいにやりたい放題やってて、前巻よりもますます「漂流教室」っぽい!(笑)「麻薬」というフレーズであんなにリアクションをしてくれる大統領の顔は薬物乱用防止キャンペーンのポスターに使ってほしいなー!(笑)

  • 「わたし達がこの宇宙船に乗り込んだのは、間違いだったのでしょうか?
     だって、この宇宙船が本当にチキン・ジョージのものだったとしたら…
     彼は人間を憎んでいたはず……。」

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著者プロフィール

楳図 かずお(うめず かずお)1936年和歌山県生まれ。55年に貸本漫画家としてデビュー、『週刊少年サンデー』などに作品を発表。ホラー漫画の第一人者。代表作に『漂流教室』『まことちゃん』『わたしは真悟』『14歳』など。ホラー、SF、ギャグ、時代劇まで幅広い。1995年以降、腱鞘炎という理由で漫画は休筆中。タレント活動を行い、2014年には長編ホラー映画『マザー』を初監督・脚本・出演。

「2022年 『こわい本11 猫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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