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- Amazon.co.jp ・マンガ (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091970626
感想・レビュー・書評
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巻頭「小鳥の巣」の冒頭でいきなり既視感に襲われる。野阿梓!
(ポーの一族がまずあって、そのオマージュとしての野阿梓の表現だという時系列は理解しています)
「はるかな国の花や小鳥」
憎まない。
恨まない。
なるほど、そうした心のありさまは(受けとる者のいない想いは)「自分のためにだけ生き」るとことなのだなぁと。
そしてその生きかたは人間ではないものの生きかたなのだと…考えさせられました。
「一週間」
この巻収録のなかでは一番好きかもしれません。
人間に興をそそられることはあっても、いまはもうひとならざる存在。違う時を生きて、違う版図を往く存在。好意を持っても、理解はしない。その断絶が際立っていたように思います。
巻末3作はポーの一族とは別に独立した掌編でしょうか。
「モードリン」での葬式が描かれたシーン、モブキャラの科白が「NANMAIDA_」「NANMAIDA...」だったことに若干の衝撃を受けました。時代を感じるというかえらくシュールですな…。詳細をみるコメント0件をすべて表示