SPACE BATTLESHIP ヤマト (小学館ジュニアシネマ文庫)

著者 : 水稀しま

• 小学館 (2010年11月24日発売)

作品紹介・あらすじ

西暦2194年。突如現れた正体不明の敵・ガミラスが、地球への侵攻を開始。世界各国は全戦力を結集して防衛にあたったが、全軍壊滅。人類の大半は死滅してしまった。5年後、放射能に汚染された地球に、イスカンダル星から放たれた通信カプセルが届く。それを基に地球防衛軍は未知の駆動機関・波動エンジンを搭載した宇宙戦艦ヤマトを建造。放射能除去装置を求め、遥かイスカンダルへと旅立つ。地球滅亡まで1年。ヤマトの壮絶なる戦いが今、始まる…。

感想・レビュー・書評

[六月一日宮玲子さんの感想 · 2024年3月24日]

木村拓哉主演の映画の児童ノベライズ版。児童用だけあって、涌井版より読みやすく映画に準じている。松本零士の宇宙戦艦ヤマトを全く知らないで読めば、これはこれで面白いのだろう。セリフも映画に基づいて起こされているので、生き生きとしている。児童用にしては際どいシーンもそのままにしてしまったようだが。説明も簡潔で、想像しやすいのが良い。