国語読解力がメキメキ身につく本: 宮川俊彦のまんが授業 (わかるできるのびるドラゼミ・ドラネットブックス 日本一の教え方名人ナマ)

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  • 小学館
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092535077

感想・レビュー・書評

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  • 「うでみがきテスト」何問か間違えた。どこを間違えたかは、恥ずかしいから書かない(笑)。

    カウンセラーとして気持ちの共感を苦手としているのだが、
    「物語文読解の章」が参考になった。

  • [墨田区図書館]

    全く関係ない、後藤武士さんの「読むだけですっきりわかる国語読解力」(←こちらは全然ダメだった)を登録しようとして一緒に引っかかった本(笑)

    ただ、これも内容的にはイマイチだった。「ふ~ん」と読み流して知っていること、実践していること、一部知らないことなどがあっても、どうも読解、というか読み取り≒読書感想文に向けての感じで、独自読み取りを勧めるかのくだりも。それと最初の物語読みの三種類の説明(やり方)もあまりそのテーマに沿ってなかったし、国語とはいえシステマティックでなかったし、続く説明文の冒頭での、「説明文」と「論説文」の違いは?に対しても答えになっているようななっていないような説明しか出来ていなかったし。

    ただ万一子供自身が読んでみて、その結果少しでもヒントになったり心に残ったりすることがあるなら読んでみる価値があるかな?という感じだった。

    ■物語
    そのまま読み(誰が、いつ・どこで、どうして・どうなった)、気持ち読み(気持ちのキーワードを探せ)、主題読み
    ■説明文
    そのまま読み(題名読み)、組み立て読み(段落読み)、主題読み(主題・結論を探す)、考えよみ
    ■段落読み、接続語、指示語、描写読み、たとえ表現、組み立てよみ、意見や首長のとらえかた、要旨のまとめかた完全攻略テクニック
    などなどあったが、いずれも文型紹介に近いリストアップ方式なので、「ほー」と感心出来てそれを丸暗記するようなタイプでなければ役に立たないかな?説明紹介されてもなー。

    ■テストの点を上げる七か条
    これも当たり前、という内容なんだけれど、このようにまとめられていれば、注意する側もされる側ももう少しもれなく、毎回同じことを意識できるのかも??
    1. 問題文を先に読む。
    2. 文章をしっかり読む。答えは必ず分の中にある!
    3. 問題に対応する結び方で答えよう。
    「どういう気持ちか?」→「~という気持ち。」、「なぜか?」→「~だから。」、「どういうことか?」→「~ということ。」
    4. 抜き出しで答えを書くときは、正確に。
    5. 答えを決める時は勘に頼らず、答えの「理由」を確認しよう。
    6. 文の終わりの言い方に注意。「~と思う」、「~だ」から作者の考えをつかもう。
    7. 問題を解き終わってから時間があったら、本文をもう一度読み直そう。読み落としや、勘違いが見つかるかも。

  • 小学生向けにドラえもんの漫画で紹介されているが、大人でも読むに足る本だと思う。
    「物語文」と「説明文」の読解方法がしっかり分かれていて、それぞれの読み方について書かれているので、普段なんとなく読んでいた自分の読書方法を反省する材料にもなる。
    接続詞や指示語の攻略方法も、実にわかりやすくためになる。

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著者プロフィール

1954年 長野に生まれる。表現教育者・国語作文教育研究所所長。34年間にわたり作文・表現教育を実践。200万人を越す指導・分析を土台に、言語・表現をフィルターとした人間社会の骨格還元読解や根底洞察に向かう。大学の教授・副学長・政府関係委員など歴任。元NHKテレビラジオのコラムを担当の後、テレビキャスターを経て、評論家・寓話作家としても知られている。著作は、『壊れる子どもの事件簿』『北風は太陽に負けない』(角川書店)『「戦略」としての教育』(山手書房新社)『親のぶんまで愛してやる』(サンマーク出版)『10分作文らくらくプリント』(小学館)など100冊を超え、海外でも翻訳されている。
なお、国語作文教育研究所では、小1から中高大生、一般までを対象に、文章教室を開催。通常クラスのほか、春夏冬の集中講義、通信講座、出張講座も。

「2007年 『教育3.0 誰が教育を再生するのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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