ワンダーサイエンス ヘンな動物といっしょ (ビッグ・コロタン)

著者 : 富田京一

• 小学館 (2019年2月27日発売)

作品紹介・あらすじ

ゆかいな生きものの飼い方教えます

テレビ番組『マツコの知らない世界』の「本当にヘンな生き物の世界」にも出演した、生物研究者ドクタートミーこと富田京一氏。
飼育している約100種の生きものの中から、選りすぐりの“四十七士”が登場します。

「まるで大福もちのようなフクラガエル」
「ウナギイヌみたいなアンフューマ」
「ブタのような鼻をもつスッポンモドキ」
「1円玉に座れちゃう体長3センチのアフリカチビネズミ」

など変わった動物だけでなく、家の中や周辺にもいるシミ、ノミ、ワラジムシ、食材のタコ、アワビ、ナマコといったペットショップでは売っていない生物まで。

単なる生きものウンチク本ではなく、実際に飼って分かった、リアルで不思議な生態を楽しく解説。
笑って読み進めているうちに、進化の謎や生命のつながりを学べる深～い内容です。

飼うために必要な道具や注意点ものせていますので、興味をもった動物の飼育の手引きにもなります。


【編集担当からのおすすめ情報】
夫婦で爬虫類ショップを運営し、Tシャツやトートバッグのデザインもしているコハラアキコさんが、ゆるかわいいイラストとゆかいな飼育マンガで生きものの魅力を伝えてくれます。
動物好きの子どもだけでなく、爬虫類女子も楽しめますよ。

感想・レビュー・書評

[emilさんの感想 · 2023年12月30日]

長男はこれ好きだな〜アサリのすごさを熱く語って教えてくれた。4コマ漫画が楽しい。カンガルーネズミかわいい。寝相が。チビネズミ見てみたい。作者さん、ノミも飼ってるの…？エサは自分の血…かゆそう…病気になりそう…怖いよー。

[aardvarkPさんの感想 · 2023年5月27日]

フクラガエルやイグアナのような人気種から、フジツボ、シミ、ノミ、イカ、タコ…みたいな家で飼えるの？といった珍動物まで、飼育の醍醐味をユーモラスに教えてくれる本。イラストが可愛い。
アサリ・アワビ・マガキガイ・キナコアワモチあたりを飼いたくなったけど、やっぱり飼育難易度は相当高いらしい。

[名無しさんの感想 · 2023年5月13日]

100種類の生物を飼っている
タコからアワビ、ノミ(餌は自分の血)
発光するヒラタヒゲジゲムデ
フナムシからフジツボまで
水槽内に吊り下げた砂地ケースの上げ下げで潮の干満再現
脱走した生き物を捕まえる方法
イカは神経質、目が良くて餌をくれる人の顔を覚える
タコは頭良い、 目玉1個通る穴なら抜け出せる

著者プロフィール

爬虫両生類・恐竜研究科。肉食爬虫類研究所代表。
主にマングローブと爬虫類や恐竜の関係について研究を行う。また理科教育の普及や、各地で開催される恐竜展の学術監修、CGを用いた古生物の生態復元にも力を入れている。

「2023年 『最強なぞなぞだいじてん　どうぶつ』 で使われていた紹介文から引用しています。」