小学館版 学習まんが人物館 キュリー夫人 (学習まんが人物館 世界 小学館版 2)
- 小学館 (1996年3月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092700024
作品紹介・あらすじ
ノーベル物理学賞とノーベル化学賞の二つを受賞した女性科学者!
夜の静けさの中、そまつな実験室で、キュリー夫妻は、暗やみの中に青白く輝く光を見つめていました。それはラジウムの放つ光であり、このラジウムの発見こそ、原子力時代の夜明けをつげるものでした。マリー・キュリーは、1867年にポーランドのワルシャワで生まれました。当時のポーランドは、ロシアの支配下にあって、キュリー一家は苦しい生活をしいられました。物理の先生をしていた父の影響もあり、物理が好きになったマリーは、パリへ出て、ソルボンヌ大学へ入学しました。そこで知り合った物理学者、ピエール・キュリーと結婚し、二人の共同研究が始まります。二人の女の子が生まれましたが、この間にも、マリーは家事をこなしながら研究を続けました。キュリー夫妻は、ピッチブレンドという鉱物の中には、ウランよりもはるかに強い放射能を出す物質があると考え、実験をくりかえしていきます。そして、1898年、4年にわたる実験のすえ、キュリー夫妻は、ピッチブレンドの中から、ポロニウムとラジウムを発見したのです。この功績で、夫妻はノーベル物理学賞を受賞しました。その後、マリーは夫ピエールを事故で失いますが、その悲しみをのりこえて研究を続け、1910年に、金属ラジウムを取り出すことを発見し、ノーベル化学賞を受賞しました。二つのノーベル賞に輝くキュリー夫人の、ひたむきな姿を感動的に描いた科学者伝記です。
感想・レビュー・書評
-
やはり私はやりたいことをやる女性が好きなのだと思う。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
めっちゃ泣けた。
-
別の伝記で一度読んだ
-
小学生の頃繰り返し何度も読んだキュリー夫人の伝記。娘に買ったのを機に私も読んだ。
-
・いくらつらいことがあっても、だれにも負けないくらい勉強して科学者になるところがおすすめです。
・何ごとにもあきらめず、とりくむということがわかるので、とてもいいと思います。 -
[墨田図書館]
正確には親だけが読んだ話だけど、漫画が読めるようになったら、簡単に偉人を知るために、このシリーズの伝記本を読ませたいなと思った。
ちなみに、"漫画での伝記"という点で、集英社の「学習漫画 世界の伝記」とほぼ同じ。
http://booklog.jp/users/akiuwa/archives/1/4082400060
ただ、実際の写真などの資料も含む集英社版と違ってこちらは良くも悪くも軽いタッチの"漫画"に終始して読むことができる。 -
2010.5 図書館
原爆や 原発からみで 読んでみました。
マンガなので かなり省略してあると思われるのだが、夫人の考えはひしひしと伝わってきた。
残念ながら現代は、夫人の心を 土足で踏みにじっている…。 -
小3の時に読んでから、以後5年間くらい、尊敬する人の欄にキュリー夫人と書いていました。