- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092701397
作品紹介・あらすじ
鎌倉時代の礎を築いた気高き尼将軍! 累計300万部超の大人気シリーズ「小学館版学習まんが 人物館」に、北条政子が新たに登場!地方豪族の娘に過ぎなかった政子は、平氏との争いに敗れ流人の身となっていた源氏の貴公子・源頼朝と出会い、結ばれます。そして打倒平氏に燃える頼朝を支え続けました。男性中心の社会で活躍した政子は、これまでは日本三大悪女に数えられることもありました。しかし最近の研究では、実は政子は、頼朝の妻としても、4人の子どもの母としても、そのつとめを果たし、鎌倉時代の礎を築いたスーパーウーマンとして再注目されているのです。頼朝への愛を貫き、さまざまな政治的争いのなかで4人の子ども全てを失うという悲劇に見舞われても、鎌倉の地に立ち続けた彼女の人生が、本格的でわかりやすい学習まんがになりました。 【編集担当からのおすすめ情報】 2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の主人公は、北条政子の弟・北条義時です。演じるのは小栗旬さん。そして北条政子役は小池栄子さん。ドラマ視聴の手助けに、ぜひこの1冊をお手元に!
感想・レビュー・書評
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久しぶりに大河ドラマを見ているので
最近この関係の本を続けて読んでいます。
800年以上前となると、史料が少ないからでしょう
同じエピソードが何度もでてきて、さすがの私でも覚えました。
いままでフェミニズム関係の本をいくつか読んできましたが
もっと先を行くような北条政子みたいな人が日本の歴史上にいたことに驚きです。
承久の乱における北条政子の名演説は
ドイツのメルケル首相によるコロナ禍のスピーチを彷彿とさせます。
また、夫源頼朝が亡くなって出家した姿には
初恋の人である夫フランツ・シュテファンが亡くなった後
喪服だけでくらしたマリア・テレジアを思い出させられました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
政子は、頼朝のことがすごく好きな人だった。頼朝の「武士の世を築く」という夢をかなえてあげようとした。頼朝が死んじゃった後も、がんばって、鎌倉幕府をずっと続くようにしようとした。心をおににして、親族を殺したり追放したりした。
鎌倉幕府を続けるために、そういうことをするしかなかったのかもしれないけど、それができてしまう政子は、ちょっとこわい。
絵がかわいい感じで、他のイラストでかっこよくかかれている頼朝までかわいくなっている。目がキラキラしているのが少しいやだ。(小5) -
友人がマンガとイラストを担当しているので、買いました。
北条政子について「尼将軍」という言葉以外ほとんど知らなかったのだけれど、伊豆の出身だということを初めて知り、静岡県民として少し親近感を持てました。
それにしてもほんと、凄い女性だなぁ。時代のポイントには必ずといっていいほど、女性の影があるのが、日本の歴史だってことも、改めて感じました。 -
面白かったです。北条政子は強い女で悪女です。
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いろいろなことをやってすごいと思った。