金色の羽でとべ

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 55
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092893252

作品紹介・あらすじ

バレーボールにかける少年たちの友情物語 日本を代表するアタッカーに憧れて、バレーボールに熱中する佐渡島の少年たち。島には、メンバーギリギリの小学生チームが1チームしかなく、練習試合すらできないけど――。「いつか、北見選手みたいな強いアタッカーになろう!」あのとき、玲とおれは、約束したんだ。でも、島のバレーボールチームはメンバーも少なく練習試合さえできない。そんなとき、最強な転校生がやってきた!全国大会を夢みて奮闘する少年たちの物語。 【編集担当からのおすすめ情報】 万年部員不足の離島に奇跡が起きる。バレーボールに熱中する少年たちの楽しくて熱い友情物語です。少年たちのワクワクが伝わってきて、こちらまで熱くなります。

感想・レビュー・書評

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  • 佐渡島にひとつしかない小学生のバレーボールクラブで、バレーボールが大好きな少年が、仲間と成長していく物語。子供が読んだ後に読みました。佐渡出身の作者、高田由紀子さんが描く作品は、少年少女の心の微妙な動きが、ありありと伝わってきて、大人でもしっかり楽しめる(母校の佐渡高校が出てきたのも、佐渡出身者にはたまらない)。子供もおもしろいと一気読みしていました。次も楽しみです。

  • 佐渡島のバレー少年たちの成長の物語。さわやかながら学びの多い1冊。

  • 地元の佐渡出身のプロ選手にあこがれてバレーボールを始めた空良(そら)

    6年生が引退した新チームでメンバーと全国大会をめざそうと意気ごむが、希望のポジションを転校生にとられたうえセッターを任され、キャプテンにも指名されてしまう

    「空良くんの勝ち方がきっとあります」

    練習に身が入らない空良にかけられたコーチのことばを考えながら新人戦に向かうが……

    バレーボールを通じて互いを理解し成長していく佐渡の小学生をさわやかに描いた友情物語、2023年3月刊

    『青いスタートライン』『君だけのシネマ』『スイマー』など佐渡を舞台にした児童書を手がけてきた高田由紀子による“少年たちの熱い物語”(カバー袖の紹介文)

    〈これが……おれなりの勝ち方だ!〉

    おりしもバレーボール男子日本代表が7月のネーションズリーグで国際大会46年ぶりのメダルを獲得したところ、タイムリーな出版

    ちなみに、本書執筆のきっかけは自身もバレーボール経験者である著者の母校佐渡高校が2020年に“春高バレー”に出場したこと、とのこと(「新潟日報」デジタルプラス)

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著者プロフィール

高田由紀子
新潟県佐渡市出身。「まんぷく寺でまってます」(ポプラ社)でデビュー。「君だけのシネマ」(PHP研究所)で第5回児童ペン賞少年小説賞受賞。著書に「青いスタートライン」「ビター・ステップ」(ともにポプラ社)がある。日本児童文学者協会会員。季節風同人。

「2020年 『きみが、この本、読んだなら とまどう放課後 編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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