- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092903012
作品紹介・あらすじ
主人公ダレン・シャン少年は、偶然に奇怪なサーカスのチケットを手に入れた。そのサーカスを見にいった夜から、彼は数奇な運命を背負ってしまう。親友の命を救うために、ダレンが正体不明のバンパイアと取り引きしたこととは…。
感想・レビュー・書評
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少し前にXでトレンドにあがっていたのと、一つ前に読んでいたものの中に書名が登場していたのとで、懐かしくなって奥から引っ張り出してきた。
ダレンとクレプスリーに再会したのは、10年以上振りくらいだろうか。記憶の中以上に文章のテンポが良く、するすると読み終えてしまった。
中盤、ダレンに対して共感性羞恥を煽られる面が若干出てきてしまったのは、多分私が年齢を重ね過ぎたせい。ダレンとクレプスリーが邂逅してから終章に向けては、結末を知っていながらもページをめくる手が止められなくなってしまった。
クレプスリーは、常に待っているんだよなあ、と改めて気付く。長寿からなる視野の広さによるものなのだろうか。残酷な選択を迫る存在であるにもかかわらず、少年であるダレンに正直に語ったり、視点を合わせてくれたり、なかなか真摯でもある。
やっぱり……………クレプスリーが好きだ。クレプスリーが、というのもそうなんだけれど、クレプスリーとダレンの掛け合いが好きで。『奇怪なサーカス』は完全な序章であることは重々承知しているが、墓場からの旅立ちに、やっぱりゾクゾクわくわくさせられてしまうのだった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最初読み終わった後グロくてもう読みたくないって思ったのですが
久しぶりに図書館に行ったらダレン・シャンを見かけたので
読んでみたら見事にハマりました^^
内容が忘れたとき見たらこの作品はすごい面白そうです!-
「グロくてもう読みたくないって」
そうなの?
私は田口智子のイラストに惹かれているので、いつか読もうと思っています。
同じ作者の「ダレン・シ...「グロくてもう読みたくないって」
そうなの?
私は田口智子のイラストに惹かれているので、いつか読もうと思っています。
同じ作者の「ダレン・シャン前史 クレプスリー伝説」や「デモナータ」は読まれましたか?
2012/09/03
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面白かった!児童書だけあって読みやすい。でもスリルがあってどきどきして続きが気になる内容でした。子供でなくても夢中になれると思います。
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読む前は「児童書」という認識しかなかったです。
冒頭で「ん?」と思ったけど、子供が読むものだと思ってました。
なのに最後、悲しくて切なくて泣きました。
大人が読んでも十分面白いです。
この1冊で完結してはいるけど、序章みたいなものです。
覚悟がある人は2巻以降も読み進めればいいし、1巻で止めても綺麗かもしれません。
この方の日本語訳、読みやすいです。 -
小学生から中学にかけて弟と競うように読んだのが懐かしい作品。
バンパイアなんていない!と思いながら、こんなサーカスはどこかにあるんじゃないかなぁ、と思っていたのを思い出す。
時間があったら最初から最後まで読み直したい。 -
読んだ時の楽しさは、今でも覚えてます。どんどん引き込まれて、何次元もの世界から目が離せませんでした。田口さんの翻訳も分かりやすくて、読みやすい。
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私にとってファンタジーと言ったらまずダレン!!
そう言い切れるほどお気に入りの一冊であると同時にオススメの1冊です。
ダレンを包み込む世界の異様さに魅了され、登場人物がおりなす人間味あふれるストーリーに胸を打たれる、涙する
私がこの本に出会ったのは小学校6年生の時だったので、ダレンと一緒に成長してきたなぁと最近しみじみ思います。
10代の人にたくさん読んでほしい、人生をかえる名著 -
運命の分かれ目なら、いくらでもあった。
(ダレンシャン)
小学生の頃にハマったシリーズ。
当時もハラハラしたが変わらず面白かった!