- Amazon.co.jp ・本 (388ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092903258
作品紹介・あらすじ
前巻4幕で女の子の主人公ベックが登場した。1600年も昔のアイルランドで、捨て子だったベックは自分のルーツを探す旅に出る。この巻で『デモナータ』シリーズの核となっている「人狼病」や「魔界」のルーツが読者に見えてきた。そしてこの5幕は、また現代に戻る。1幕、3幕に登場した男の子の主人公グラブスは、まるで引きつけられるように、隠されていた洞穴を掘り出してしまう。その洞穴こそ、4幕の主人公ベックが1600年前に入っていったものだった。人間の世界とデモナータの悪魔の世界をつなぐ道なのだ。しかも主人公グラブスは人狼病を発症する兆候が見えてくる……。 いつもながら予想をくつがえす著者ダレン氏の小説手法に、読者はハラハラドキドキで読み進めねばならない。
感想・レビュー・書評
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おもしろー!たんに辛いイベント(えぎいぜ!)だけじゃなくて心理療法のとこ書いてあって良き。飛行機(密室)の中の地獄、こわいよね
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変身を止める為の闘い。
兆候を感じ取ったのであれば、気のせいかもしれなくとも早くから伝えておくべきだっただろうな。
何故ここまで自身の身を案じてくれているのか、少しでも疑問に思うことはなかったのか。
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デモナータシリーズ5冊目。
グラブス視点で徐々に狼人間へ変わってしまうのと、怪しい洞窟と友人の死、
再開したジューニー(スローターの時に一緒に行動した心理学者)。
ジューニーは信じてたのに残念。
実は味方という展開はないものか。
ただ、そうするとやっぱりグラブスが人殺しをしてしまったということになるから複雑ではあるが。
洞窟やそこに現れる女性の顔はベックなんだろうな。
展開は乗客が大量に乗る飛行機の機上でロード・ロスと対決始めるところで次巻へ。 -
(26.11.16)
ビルE、ロックのこと、洞窟、ベックのこと、ベラナバス……いろいろあったけど、やっぱりジューニーのことがメインのお話かな。
3幕での違和感や不安がつながった感じ。
敵??やっぱりいい人??いやいや敵??という感じが続きました。
続きが気になります。 -
おもしろい。まさかのベックに嬉しくなっちゃった<br>
なんとなく彼女が味方ではないことに気がついてたけど、こうとは・・・<br>
続きが気になってしかたないorz -
グラブス、ロック、ビルEの関係って、学校生活によくみられる構図。ただビルEが兄弟ってところがちょっと特殊だけど。
僕的には、グラブスとビルEが一緒にいないとヘンな気分なんですけど、それは当たり前の変化でもあるんですよね。ダービッシュおじさんも、理由は分からなくてもこうやって見守っていたのかな。
なにが言いたいのかというと、今までのダレン作品がファンタジー(?)だったので、こういう学校生活での問題みたいなのを読むのは新鮮だなってことです。もっと言うと、学生には深刻だけど、狼人間とかロード・ロスとかの問題よりはずっとほほえましい悩みだなあとか思ってしまう。 -
ジューニーとの再会に喜びあふれる巻…!だと良かったのですが…
運命とは過酷なものですね。。
ここから先の巻は張り巡らされた伏線の回収ですね、きっと…
一気読みしたい!!! -
面白かった、五巻も、一巻から四巻も。
その先も読みたい。
けどグラブスの人狼病が発病して、性格が受け付けられない……読みたいのに。 -
え!!!!!!!!!!!!
グラブスがついに変心!!!!
いやや、子羊なんかに渡したくない・・・・
しかも、最後の展開わ何やねん!!!!
ジューニーは悪魔の手先なのか??????? -
久しぶりです。
グラブスくん。