スカルダガリー 1

  • 小学館
4.09
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  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092905337

作品紹介・あらすじ

人気作家のゴードン・エッジレイが、莫大な財産を遺して謎の死を遂げる。遺産の相続人となった姪のステファニーは葬儀の席でゴードンの友人を名乗る怪しげな男に出会う。男はスカルダガリーという名前の私立探偵で、骸骨の姿をしていた。一方、地下に広がる魔術師の世界では壮絶な戦いが繰り広げられていた。強大な力を誇るサーパインが、大昔からの休戦協定を破り世界制覇をもくろんでいた。スカルダガリーとステファニーは、サーパインが次々送りこむモンスターと戦いながら、ゴードンの死に関する極秘調査を開始する。全世界注目の異色ファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • 死んでもなお死にきれず、髑髏の姿のまま現世に留まる男スカルダガリーとひょんなことから出会った少女が繰り広げる冒険物語。魔法の国ブリテンで繰り広げられる魔法を使ったやりとりやスカルダガリーその人のユーモアセンスにクスリとさせられる。(続編あり)

  • 作家のゴードンが亡くなり、遺言書により、弟ファーガスには車とボートとブローチ、もうひとりの弟デズモンドには別荘、そして親しかった姪のステファニーに家も印税もすべて18歳の誕生日に相続されることが告げられる。

    12歳の少女ステファニーと母親はその相続されるゴードンの邸宅を見に行ったが、車の調子が悪く修理に出すことになり、ステファニーはひとり屋敷に泊まることに。
    すると、何者かが訪ねてきて襲われ、それをスカルダガリー・プリーザントに助けられる。
    ゴードンの葬儀でも見たこの男、帽子をかぶり、顔にスカーフを巻き大きなサングラスをしていたのだが、どうやら肉も皮膚も眼球もない骨だけの男だ。一度殺され、骨だらけになって復活したらしい。
    ゴードンの死の謎を調べていて、自分とその家族を殺した復讐をも兼ねて、敵との激しい戦いが。

    吸血鬼だったり、鎌を持った切り裂き人だったり、ととってもホラーな登場人物達がでてくる。
    主役のスカリダガリーからして骸骨男である。この男、強いのかと思えば、完璧ではないようで、打ちのめされてステファニーに助けられたりもする。そこにドキドキ感があり面白いですね。

  • 一風変わったハードボイルドなホラーファンタジーです。アクション満載で最初から最後までハラハラし通しでした。登場するキャラクターも非常に魅力的、個性的で、中でも主人公のスカルダガリーは惚れてしまうぐらいにかっこいいです。

  • 私立探偵…とはいってもその姿は骸骨。でも骸骨なのにエラく恰好いいのは何故だ。そして口ではまず無敵な少女ステファニーといいコンビ。

  • ハリポタとタラに飽きていた頃、吹いてきた新たな風です。久々に本屋で一目惚れをしました。
    続きが読みたくなる一冊です。

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著者プロフィール

●デレク・ランディ[作]……ライター。代表作であるヤングアダルト向けファンタジー小説『スカルダガリー』シリーズは、欧米では2007年から現在まで続く人気作である。コミックの仕事としては、マーベル・コミックスで短編や増刊を手がけたあと、本書に先立つ2019年に『ブラック・オーダー:ウォーマスターズ・オブ・サノス』を発表した。

「2021年 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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