- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092906013
作品紹介・あらすじ
タイムトラベルファンタジーの決定版
世界中で大ヒットしている大型タイムトラベルファンタジーシリーズ第1弾の2巻目。
歴史の変化の波に襲われ、ニューヨークの街は、すっかり様相を変えてしまった。どこで歴史が変わってしまったのか、歴史変貌の原因究明のために、過去へとタイムトラベルして、ミッション遂行中のリアムとボブを待ち受けていたものは?
2001年ニューヨークでは、フォスターとマディが、リアムとボブがもどってくるはずの場所を見つめていた。しかし、なにも現れない。
「回収ウィンドウを何度も逃したってことは、きっとなにかあったのよ。そうでしょ?」
彼らは、無事に戻ってこれるのか? 変貌してしまった世界を、取り戻せるのか?
【編集担当からのおすすめ情報】
過去と未来を股にかけてタイムライダーズの繰り広げる戦いは、息をつく間もなく、読むものを圧倒する。
翻訳者の金原瑞人さんは、タイムトラベルものの魅力について、「人間にとって、未来にいく、過去にもどる、時間を旅するということ自体が魅力的なんだろう。おそらく決して実現することがないからこそ魅力的なんだと思う」(訳者あとがきから引用)とおっしゃっています。
そして、「この作品は、読み継がれていくタイムトラベルものだ」と絶賛されています。
子どもから大人までもあきさせない、幅広い層が楽しめるエンタテインメントです。
感想・レビュー・書評
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子供が読んでいたので興味を惹かれて借りてみた。
タイムトラベルと少年少女の冒険を扱った児童書。キャラクターは類型的で全く深みがないし(でも好感度は高い)、安直すぎる設定ではあるけど、勢いを感じる。緊迫した場面の作りが上手いので読んでいて楽しい。シリーズのようなので、続けて読んでみようかな?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サルが連れ去られた後の記憶は無い。無くていい。タイムリープを繰り返すことによるリアムの体への異変。急速な細胞活動。そしてこれから数年の後にやってくる老衰。フォスターにあとを任されたマディ。彼女だけが全てを知っている。ただし、彼らが知るべきことだけ。タイムライダーズの3人はまた2日間のサイクル繰り返し、その中で歴史の歪みを見つけることになる。最後が若干曖昧な形で終わってしまったかな。でも、皆それぞれ覚えておくべき、忘れたままにしておくべき記憶は抱えてる。世界は元に戻った?でもそれは一面から見た世界だよ。
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クライマーが病んでしまっていて、めちゃくちゃなことをし始めるが、独裁者とはこのようなものなのか。
結構、怖いシーンも多く、闇を感じる。 -
1912年の沈没寸前のタイタニック号からアイルランドの少年リアム
2010年の爆破される直前の旅客機からアメリカの少女マディ
2026年からインドの少女サル(この巻では状況不詳)
死ぬはずのところを救い出され
2001年9月10日のニューヨークに連れてこられた3人の若者に
歴史の改変を阻止する任務が与えられる
第二次世界大戦にドイツが勝ち
アメリカが占領されてしまった世界を元に戻すため
1956年に飛んだリアムと支援ロボットのボブだが
戦闘に巻き込まれリアムは収容所に送られてしまう
いっぽう2001年の世界も1956年のできごとにより変貌してしまい
2人を帰還させる回収ウィンドウを開くことができない
22か国で翻訳出版
本家イギリスではシリーズ7巻までで40万部の大ヒットという
“タイムトラベルファンタジーの超大作”(9巻で完結)
睡眠不足必至の本書は第1巻の後編にあたる -
実は児童書だった、「タイムライダーズ」の2巻。
SF定番のタイムトラベル物を分かりやすく味付けしていて、少し怖く、そして分かりやすく、書かれています。
憂いを残し、よくあるパターンになっていないのも◎
児童書と言いながらも、大人も十分に楽しめました。
なかなか面白かったですよ。 -
若者が主役のタイムトラベル物ということで予想していたより、かなりシリアスだった。
十代の子供たちでヒットラーをも上回る敵に立ち向かうなどどれだけ困難なことか。
しかも、改ざんされた過去を元に戻したとしても、やってくる未来があまり明るくないというところが皮肉である。
タイムトラベル物にありがちな難解なタイムパラドックスなどはない分読みやすいのではあるのだが、現在の状況がコロコロ変わるのにやや違和感があった。 -
タイムトラベルものの単なる王道かと思っていたら、後編はなかなか怒濤の展開。期待以上に楽しめました。
シリーズものになるそうなので、続編も楽しみです。 -
ただ、ただ、不憫なタイムライダーズ。
この組織をつくった人物は、鬼であろう。 -
ジュブナイルタイムトラベル。
所謂「時間警察」もの。
たった5人で2001年周辺を見張っている、全く不慣れな新人3人を1人で教えている、1人は人造人間だが怪力だけで脳みそカラッポ、一から教えなければならない、と初期設定が緩すぎないか?
問題が発生するに決まってんじゃん!
手に余るような歴史の大改編が行われて不慣れな二人で決死の時間紀行、ていうか殆ど特攻、ラッキーのみで改変阻止に成功!
面白いけど穴だらけのストーリー、ホントに世界22ヶ国で訳されてんの?もしかして小学生向け?