日本史探偵コナン 5 平安時代 十二単の好敵手: 名探偵コナン歴史まんが
- 小学館 (2018年2月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092966406
作品紹介・あらすじ
圧倒的人気のコナン歴史まんが、最新作!
ごぞんじ名探偵コナンがナビゲートする名探偵コナン歴史まんがシリーズ『日本史探偵コナン』全12巻が続々刊行中!
「日本史探偵コナン1縄文時代 原始世界の冒険者(タイムドリフター)」
「日本史探偵コナン2弥生時代 ひとりぼっちの女王(リトルクイーン)」
「日本史探偵コナン3飛鳥時代 霧の中の異邦人(ストレンジャー)」
「日本史探偵コナン4奈良時代 裏切りの巨大像(モニュメント)」
「日本史探偵コナン5平安時代 十二単の好敵手(ライバル)」
「日本史探偵コナン6鎌倉時代 五条大橋の相棒(デスティニー)」
「日本史探偵コナン7室町時代 疑惑の花舞台(カーテンコール)」
「日本史探偵コナン8戦国時代 あかね色の落城(カタストロフィ)」
「日本史探偵コナン9江戸時代 幻影の八百八町(メガロポリス)」
「日本史探偵コナン10幕末・維新 暗黒の羅針盤(コンパス)」
「日本史探偵コナン11明治時代 機械仕掛けの記念碑(メモリアル)」
「日本史探偵コナン12昭和時代 焼け跡の綿帽子(タンポポ)」
過去の時代へ飛ばされた少年少女=タイムドリフターははたして、名探偵コナンの助けを借りて現代へと戻れるのか!
【編集担当からのおすすめ情報】
いま大人気の歴史学習まんがジャンルの中でも、全12巻ともっともコンパクトにまとまったシリーズです。目にやさしい紙を使いふりがな付きで読みやすく、またとてもやさしい内容なので、小学校入学と同時に日本の歴史にチャレンジしてもらえます。時代ごとに1巻で完結する内容になっていますが、12巻を通して読んでいただくとさらに楽しいストーリーになっています。コラムページもふんだんにあり、楽しく読んでいくうちに歴史の事実にどんどんくわしくなってもらえます!
感想・レビュー・書評
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コナン君の出てくる歴史マンガ。娘(八)が読んでいたので読んだ。マンガは、現代からタイムスリップしてしまった少女たちの冒険もの(コナン君の影は薄い)。コラム的にテキストページが何度か挟まれ、そこに歴史解説が書かれている。
以下、主にコラムより、印象に残ったことだけメモ。
■小野篁(おののたかむら)
“おのおのむらむら”こと小野篁がマンガのお話上の悪役として登場する。百人一首にも取り上げられた和歌「わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 人には告げよ あまのつり船」の詠み手である。
この人は昼間は朝廷に使える役人、夜は地獄に通い閻魔大王に仕える裁判官として働いたという伝説の持ち主なのだそうだ。全然知らなかった。京都市東山区の六道珍皇寺には、彼が地獄通いに使ったと伝わる「黄泉がえりの井戸」が残っているという。
史実上のむらむらは、貴族らしからぬ激しい気性の人だったそうで、上司に歯向かったり朝廷を批判したりして隠岐に流されたことがあり、前述の歌は隠岐へ行く際に詠んだものらしい。上司に歯向かうだとか上部組織?の批判だとかいうのは、その内容ややり口にもよるが別にそれ自体悪いことではない。どんな人だったのか気になる。今後勉強してみたい。だいたい一文字で「たかむら」と読むこの漢字も何なのか。それもいつか調べたい。
■渡辺綱(わたなべのつな)
マンガでの立ち位置はキラキライケメンなのか三枚目なのかよくわからない感じで登場する。残念なイケメンという扱いなのかな…。
大江山の酒呑童子退治伝説や、京都の羅生門(羅城門?)で茨木童子の腕を切った伝説で知られる武士。朝廷に従わない人たちのことを「鬼」として伝えたのではとされる。この辺も知らないことばかりなのでいつか勉強しよう。
■院政
マンガでは語られず、コラムのみ。藤原道長、頼道の摂関政治のあと、頼道の娘に男子が生まれず、藤原氏の権威は弱まっていった(娘さんの受けたプレッシャーたるや…)。そして院政へ。そのころヨーロッパではちょうど、十字軍の時代でしたよというコラムもあり。ちなみにイスラム側の歴史では「十字軍遠征」ではなく「フランクの侵攻」。
なお、娘はマンガしか読んでいないらしく、現代から平安時代に飛ばされてしまった姉妹の「姉妹愛のシーンがアツいから読んだ方がいい」と言ってきた。まあ確かにそういう楽しみ方もできた。謎解きはそこそこに「エラリーがかっこいいからエラリー・クイーンが好き」と言っている私がどうこういうことはできない。どんな形であれ子どもを歴史に親しませてくれる本はありがたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
歴史のことがたくさんわかります
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[江東区図書館]
いよいよ日本史探偵コナン全12巻のうち、読んでいなかった最後の二巻を借りてこられた。
平安時代は言わずと知れた清少納言と紫式部。でももう少し二人の特徴と作品の紹介がストーリー中に出てくると良かったなぁ。それに弥生時代の姉妹なんて忘れちゃったよ。ただ冒頭になぜか今回はミニ話が入っていたけれど、「一二三」を「うたたね」と読むなんて知らなかった!やっぱりなんでも捨てたもんじゃないなー。 -
12単の姿が笑えた(8歳6ヶ月本人談)
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★★★
今月12冊目
平安時代。この時に平仮名カタカナができた。
しかしコナンほとんど出てこないな -
日本史探偵コナンシリーズ同じ感想
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面白かった