うつにサヨナラ: 「ふさぐこころ」の治し方 (ホーム・メディカ・ビジュアルブック)

著者 :
  • 小学館
4.10
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本棚登録 : 16
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (129ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093045896

作品紹介・あらすじ

この本には、つらい胸のうち、こころのしくみ、クスリのこと、かけてあげたいコトバ、回復への道しるべなど、「うつ」に向き合い、「うつ」を理解し、「うつ」を遠ざけるためのいろいろなヒントが、言葉と、絵と、色彩でえがかれています。

感想・レビュー・書評

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  • 【目次】

    第1章 思いあたりませんか?「うつ」のサイン
    (気持ちがしずんでいる
    やる気がわかない ほか)

    第2章 うつ病をきちんと知ろう
    (いっときの落ち込みと「うつ病」はちがいます
    まわりの人の目に映る「うつ」は… ほか)

    第3章 うつ病を治す
    (うつ病とわかってひと安心!?
    うつ病の治療とクスリ ほか)

    第4章 うつに負けない
    (見守る人たちへ
    家族はもうひとりの主治医 ほか)

    第5章 うつを遠ざける
    (治療には十分な時間をかける
    心身をときほぐす ほか)

  • うつ病に関する本はたくさんありますが、実際に鬱病で苦しんでいる人間が難しい本を読むだけの気力なんてあるわけがない。そんな中出会ったのがこの一冊。
    特に、治療を開始して間もない頃に「うつ病の回復ステップ」を知れたのが一番力になりました。ギザギザと症状は上下し、その度に辛くても、うつ病の経過とはその果てに回復があるのだと知ることで、希望が見えました。

  • うつ病の本は100冊以上読みましたが、この本が自分的にベスト!
    文字が大きめでイラストも入っているので、調子が悪い時にも読めるのが良かったです。
    体調が崩れてベッドから起き上がれない時、この世から消えてしまいたくなった時。
    この本を読んで自分を励ましています。

  • 当事者がこういう本を読むのは、実のところかなりきついところでもあります。だけど、これは字が大きいのと内容がやわらかいのとで、まわりの人に読んでもらうにもいいのかな、と思います。今はほぼ回復傾向のところにいる私ですが、この本はそばに置いておこうと思っています。

  • 「頑張る」っていう言葉は私は嫌いだ、だから人にはいつも「楽しんで」という。やっぱり楽しくなくっちゃ

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著者プロフィール

1948年、東京都生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。医学博士。フランス政府給費留学生としてパリ大学付属サン=タンヌ病院に留学したあと、慶應義塾大学医学部精神神経科学教室准教授、客員教授、群馬病院長を歴任。現在、六番町メンタルクリニック・精神療法センター長、日本精神医学史学会理事長。専門は、臨床精神医学、精神病理学、フランスの妄想研究、キリスト教人間学。
主な著書に、『精神症候学 第2版』、『ラクリモーサ――濱田秀伯著作選集』、『精神病理学臨床講義 第2版』、『精神医学エッセンス 第2版補正版』(以上、弘文堂)など。
主な訳書に、G・ランテリ・ロラ『幻覚』(監訳、西村書店)、E・ジョルジェ『狂気論』(監修、弘文堂)、ポール・セリュー+ジョゼフ・カプグラ『理性狂』(監訳、弘文堂)、香川修庵『一本堂行余医言 巻之五 癇とその周辺』(監修、創元社)など。

「2021年 『第三の精神医学 人間学が癒やす身体・魂・霊』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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