- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093114301
作品紹介・あらすじ
乳幼児の自己肯定感の育ちについて考えます いま自己肯定感が重要視されています。本書で紹介していますが、日本の子どもたちは、アメリカ、中国、韓国と比べ自己肯定感が低いという意識調査報告があります。それは、乳幼児期にどれだけ大人たちと信頼関係を築いてこられたかに起因するのではないでしょうか?自己肯定感は、本来、人に備わっているものではなく、人とのかかわりの中で育つもの、育てられるものです。自己肯定感を育むのは、人としての土台が築かれること。0歳児から6歳児の保育こそが、そのカギを握っています。厚生労働省編『保育所保育指針解説』でも自己肯定感の大切さが述べられています。ですが具体的な保育については書かれていません。本書では、乳幼児の自己肯定感の育ちについて年齢別に基礎知識を押さえつつ、その育ちを支える保育者のかかわり方を考えます。保育現場の実例を交えながら解説しています。イラストを多用しているので子どもの姿がイメージしやすいです。 【編集担当からのおすすめ情報】 乳幼児保育の専門家、今井和子先生は「目に見えない子どもたちの『心』が豊かに育まれること」を追求し続けてきたそうです。今井先生の子どもに対する思いがあふれる1冊です。本書の実例で紹介されている保育者の子どもに対するかかわりには、感心するばかりです。まさに質の高い保育です。今井先生からのメッセージです。「全国の保育者のみなさま、どうか保護者の方々と一緒に『子どもたちの自己肯定感が育まれる生活・保育』について語り合い、実践し、その成果を社会にアピールしていただければと願わずにはいられません」。
感想・レビュー・書評
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子どもたちには自己肯定感の高い人に育ってほしいなと思っている。褒め方のレパートリーが少ないなと思っていたことも叱り方が分からなくて困っていたことから読んでみた。事例が多くて想像しやすいところが多かった。
おうちにいる子は自由に自分の気分で遊んでいるのに、保育園では行動の時間や順番がきめられていて、おもちゃも出されたものでしか遊べないのってどうなんだろうと疑問に思った。