がんばらない子育てのコツ 残りは神様がやってくださる!

  • 小学館
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093562638

感想・レビュー・書評

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  • 子供の性格を見極めよう。
    繊細さ 活発な 敏感な 感受性の鋭い
    見極めた上での対応が必要です。
    Children Are From Heaven

  •  現在の子育てに必要なのは、「前向きであること」。恐怖心を基盤にせず、愛情を基盤にする。

     前向きな子育て法とは、
    ・人と違ってもかまわない。
    ・過ちを犯してもかまわない
    ・マイナス感情を表に出してもかまわない
    ・今以上のものを欲しがってもかまわない
    ・「いやだ」と言ってもかまわない。ただし、決定権はママとパパにあることを忘れてはならない(主導権は常に親が握ること)

     そのためのテクニックとして、以下のことは避ける。
    ・ひっきりなしの指図
    ・「できる?」ではなく「してちょうだい」
    ・遠回しな質問
    ・説明や説教、命令の説明
    ・罰を与えること(代わりに褒美を)
    ・怒鳴る など

     人と付き合うことが正直得意ではない私。我が子という一人の人に対し、傷つけたり、疲れたりしないか正直心配はある。しかし、とにかく楽しむ、純粋で善良な存在を目一杯愛する。過ちを犯したらちゃんと謝って、一緒に成長していこうと思う。

  • 子どもに対しての言葉のかけ方で勉強になる。
    「そんな言い方し無くても・・・」っていうお母さんいるじゃない? 一読の価値ありです!

  • わが子をどのように育てるかについては、すべての親が悩むところだと思いますが、この本は一定の解を与えてくれます。

    「がんばらない」と題にありながら、親は多くの内容をこの本から習得して実践しなければなりませんが、その根底にあることが「がんばりすぎない」こと、と結論づけています。

    うちの子は生後5か月なので、かなり早すぎましたが、小学校ぐらいのお子さんをお持ちの方が読むのがベストなタイミングかと思います。

    著者が男性、女性の考え方の違いの著書も書かれている方なので、男親と女親の違いや、子どもの性別による違いにも言及しているあたりが、とても参考になる良書だと思います。

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著者プロフィール

(John Gray)
1948年生まれ。イギリスの政治哲学者。オックスフォード大学で博士号取得後、オックスフォード大学、ハーヴァード大学、イェール大学その他で教鞭をとり、2008年に引退するまでロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授(ヨーロッパ思想)。著書 『グローバリズムという妄想』(日本経済新聞社、1999)、『自由主義の二つの顔:価値多元主義と共生の政治哲学』(ミネルヴァ書房、2006)、『アル・カーイダと西欧:打ち砕かれた「西欧的近代化への野望」』(阪急コミュニケーションズ、2004)、『ユートピア政治の終焉:グローバル・デモクラシーという神話』(岩波書店、2011)、『バーリンの政治哲学入門』(岩波書店、2009)、『わらの犬:地球に君臨する人間』(みすず書房,2009)、『猫に学ぶ:いかに良く生きるか』(みすず書房、2021)他多数。The Guardian, Times Literary Supplementその他の紙誌に定期的に寄稿。

「2021年 『猫に学ぶ いかに良く生きるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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