ディアノーバディあなたへの手紙 (いのちを感じる本)

著者 : バーリー・ドハティ 中川千尋

• 小学館 (2007年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

初めてのセックスで妊娠してしまった18歳の少女。そして妊娠させてしまった少年-。ふたりの心の揺れを見事に描き出す不朽の名作。珠玉の純愛小説、復刊。

感想・レビュー・書評

[ke-honさんの感想 · 2021年8月28日]

なんか読んだことあるな～と思いながら読んでいたら、「ディアノーバディ」の改訳だった。
はじめてのセックスで妊娠してしまった少女とそのボーイフレンド。少女の不安と決心、心の揺れが鮮やかに表現されている。少女と少年それぞれの視点と少女がお腹の子、ノーバディに宛てて書いた手紙が時系列で構成されている。
国や時代の違いに関係なく、思春期の子どもたちが抱える問題として共感して読めるのでは。

[alouette18さんの感想 · 2021年2月15日]

ディアノーバディ。

その書き出しを見て、予定外の妊娠をさせてしまった元恋人が自分を指した言葉だと思ったクリスだったが、すべて読み終えたとき、病院へ向かった。

別れるしかなかったのだろうと想像しながら読み、最後で少しこの二人の復縁を期待したけれど、そうはならなかったのだろうと思わせるエンディング。

訳者あとがきには
「みなさんはヘレンとクリスがことあとどうなったとおもいますか」
とある。

ちょっとモヤモヤしてしまいます。

[643096さんの感想 · 2014年6月5日]

ＹＡ・・・やっぱり好きです
まさかの展開でもあり、やっぱり・・・とも思う
続きが読みたい