人生賭けて: 苦しみの後には必ず成長があった

著者 :
  • 小学館
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093592109

感想・レビュー・書評

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  • もっとトレーニング、自己管理系の内容を期待していたのですが。。

  • 阪神の金本知憲選手が引退を機に出版された本です。
    阪神ファンでも野球ファンでもないのですがちょっと読む機会があってね。。

    でもまずこの人には自分の体のことをどう思ってるのか!と言いたいです!
    大ケガしたのにすぐ病院に行かない、試合も出る、やっと病院に行っても手術はしない・・・もっと大事にしなきゃだめでしょう。ちゃんと治して復帰した方がファンも喜ぶのに、と思うのは正統過ぎる意見なんでしょうね・・・年齢や成績やチームの状態など、いろいろなことを考慮したうえでの選択だったんでしょうけど、だったらその後の3年間の血の滲むような努力がもっと報われる結果をあげたかったな。

    怪我のこととは別に、様々な場面での心の葛藤や裏話も満載で、金本ファンはもちろん野球を知っている人が読めばもっと興味深い内容だったと思います。
    少ない知識の中で私が特にびっくりしたのは、高校時代の監督にいじわるをされて浪人するハメになったこと。フツーじゃありえない。
    それと、彼が、天才肌のバッターではなく、まさに努力の人だったということ。スターはそれこそ子供のころからスターなのかと思ったらそんなことなかった。怪我をするずっと前からすごく努力をしていて、脱帽モノでした。

    それにしても、阪神ってどんな組織なのかしら?
    チームによって毛色が違うのは当たり前なんでしょうけど、今までそんなこと考えたことなかった。よいチームになってもらいたいものです。

  • 「鉄人」と呼ばれ、「アニキ」と慕われる金本選手の野球人生を回帰した本。

    前人未到の連続1492試合フルイニング出場という記録だけがとりわけ目を引きがちだが、その歩んできた人生は決して明るい日の当たるものだけではなかったことが本書からは伺える。これまでの野球人生の中の三度の挫折が人として成長をもたらし、そして多くの人から指示される要因になっているように感じられた。
    プロ野球の中で、こと私自身は中日ドラゴンズを応援しているが、選手にスポットを当てれば各球団一人二人は敵チームながら応援したい選手というものがいる。まさに金本選手がそれに当たり、広島時代から活躍するなと思いつつも、一方で活躍してほしいと常に思い続けてきた。今年限りで引退されることは非常に残念だが、また別の形でグランドに帰ってきて、元気な姿を見せてくれることを切に願っている。

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