江戸化物草紙

著者 : アダム・カバット

• 小学館 (1999年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[mickeymegujさんの感想 · 2019年9月30日]

江戸化物宗氏の妖怪画―京極夏彦
化物草双紙の世界―アダム・カバット

「夭怪着到牒」北尾政美・画
江戸化物の記号学―山口昌男

「化物一年草」十返舎一九・作、勝川春英・画
十返舎一九と化物絵本―辻惟雄

「化物の嫁入」十返舎一九・作、勝川春英・画
化物嫁入のフォークロア―宮田登

「信有奇怪会」十返舎一九・作画
野暮と化物は箱根の先―棚橋正博

「化皮太鼓伝」十返舎一九・作、歌川国芳・画
十返舎一九の多面性―延広真治

化物たちの来し方行く末―安村敏信
化物嫁入絵の不思議―湯本豪一
よみがえる草双紙の化物たち―小松和彦
あとがき―アダム・カバット

[壺ほたるさんの感想 · 2005年7月5日]

まんま草子の元本が載っているので楽しめます。妖怪可愛い…

著者プロフィール

1954年、米ニューヨーク州生まれ。1981年に来日。1985年、東京大学大学院総合文化研究科修士過程修了、博士課程に進む。1988年より武蔵大学の教壇に立ち、現在、同大学教授。近世・近代日本文学、比較文学専攻。主要著書に『美女の図像学』（共著、思文閣出版）、『「甘え」で文学を解く』（共著、新曜社）。翻訳に『思い出トランプ』（向田邦子）、『家族八景』（筒井康隆）など。

「2015年 『江戸化物草紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」