- Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093621731
作品紹介・あらすじ
日本古典文学のベストセラーが現代語訳と原文でよめる『日本の古典をよむ』シリーズ第2回配本。『古事記』に後れること8年、720年に誕生した日本初の正史『日本書紀』と、8世紀の地方の状況がわかる『風土記』から、読みどころを選んで上下巻の2冊セットで。『日本書紀 上』には神代(巻1)から推古天皇(巻22)までを収録、国家の起源と天皇の歴史が編年体で解き明かされる。『日本書紀 下・風土記』には舒明天皇(巻23)から持統天皇(巻30)までを収録、大化の改新や壬申の乱といった迫真に満ちた記述が続く。同時収録の『風土記』は、国引き神話、浦島説話など、こちらもおもしろさ満載! まさに古代史の証言に触れることができる。
感想・レビュー・書評
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大体は上巻と同じだが、下巻には風土記と呼ばれる地域伝承を纏めたものが入っている。行ったことのある場所に、古来から伝えられた逸話があるというのは面白い。
古事記より先の時代についても書かれているので、知っている名前も多い。
それと、上巻もそうだが、この本は行間が空いていて文字数が多くないので読みやすい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
古事記を読んだあとに日本書紀を読むとちょっとものたりない印象で読み飛ばしてしまいました…。風土記がそれと対称的に情緒豊かでうっとりしてしまいました。特に惚れ込んだふたりが一晩かけてお互いのどこが好きなのか言い交わすシーンはたまらんですね。濃密。
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斜めに読んでしまった。またいづれ読もう。