源氏物語 下: 創業90周年企画 (マンガ古典文学シリーズ)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 24
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093621977

作品紹介・あらすじ

光源氏の華麗なる生涯、いよいよ佳境!

日本古典文学の名作を原典に沿ってコミック化する話題のシリーズ! 今回配本は『源氏物語』<下>。千年の時を経てもなお人々を魅了してやまない波瀾に富んだ愛憎の王朝絵巻の最終巻。四十路をむかえ初老に達した光源氏のもとに皇女三の宮が降嫁。傷心の紫の上は病に臥してしまう。源氏が紫の上を看まもるうちに、三の宮は柏木の子を懐妊する。事情を知った源氏はふたりの過ちと、己の若き日の不義を重ね合わせながらも、生まれた子を我が子として抱く――。栄華を極める源氏にも、ひそかに暗い影が忍び寄る。嫉妬や哀しみを心に秘めて生きていく一途な女性たち、そしてその生き様とともに、光源氏と紫の上の苦悩の晩年を、フランス国立美術協会正会員でもあるベテラン漫画家・花村えい子が繊細華麗な筆致で描写する。<中>から引き続き、若菜上(其の二)、若菜下、柏木、横笛、鈴虫、夕霧、御法、幻、雲隠までを収録。巻末寄稿は瀬戸内寂聴氏。

感想・レビュー・書評

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  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/790708

  • なんとかかんとか下巻まで読み終えられた、というのが正直なところでした。
    紫の上の死の場面が、上巻での出逢いの頃を思い出して一番グッときたかな…

    瀬戸内寂聴さんのあとがきに膝を打ちました。
    逡巡のすえに決めたことを遂行する女性は今も昔も強い。

  • 学生の間に古典をしっかり勉強すべき。もうちょい頭が柔らかくなるかも。

  • 図書館で借りた。まぁ・・・

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著者プロフィール

日本漫画家協会理事。SNBA(フランスの伝統ある美術サロン)正会員。漫画家。1959年、大阪で貸本漫画『虹』でデビュー。代表作に『霧のなかの少女』『花影の女』『花びらの塔』などがある。最近刊では、マンガ古典文学『源氏物語 全3巻(2013年 小学館)』がある。

「2014年 『再び大阪が まんが大国に甦る日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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