- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093862363
感想・レビュー・書評
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うーん。SFミステリーというものなのか…。あまり残りませんでした。
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荒廃した団地に潜む秘密を描いたSFミステリー。
マンモス団地として賑わっていた方野葉団地。
その団地にある小学校の同窓会に参加した川方準一。
そこで出会った幼馴染みの同窓生。押田明人について、川方は一切の記憶をなくしていた。
また団地に住む少女・芳野みつきは交通事故で母親を亡くしてから、自分の中に母親の記憶が宿っていることに気付く。
団地で起こる不可解な事件と現象。
団地に関わる者に現れる奇怪なアザ。
奇怪な現象に潜む団地の秘密とは!?
東京バンドワゴンシリーズ作者によるミステリー。
ややSFのようで、そうでもないような曖昧な感じで何とも言えない。
生き継がれる者たちが大切にしなければならない「心」を啓発しているのかもしれない。 -
以前に読んで、ちょっと後味が悪かった記憶があったのだが、娘の勧めで再読。勧められた理由の一つは団地が舞台だということ。親しみがわく部分もあるし、それ故に不気味なところもある。記憶していたほど悪い結末じゃなかったし、面白いとは思うのだけれど、消化不良な気分がのこっていて、それが後味の悪さになっていたのかもしれない。
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「言葉ではいい表せない」「それ」とは。表現してもらえないので、少々あいまいもことしてしまう。
いいヤツなんだか、悪いヤツなんだか…。 -
デザイン事務所を経営する川方準一のもとに、同窓会の通知が届く。準一の通った小学校の子供たちは、
ほぼ全員が〈方葉野団地〉の子供だった。準一は、親友だったという押田明人に会場で声をかけられるが、
彼のことを何も思い出せない。他の人間はすべて覚えているのに。悩む準一は、団地の幼なじみで
精神科医の藤間美香に相談する。美香は、〈方葉野団地〉に住む中学生、芳野みつきの診療も行っていた。
みつきは、自分を庇って死んだ母親の記憶を見るようになったという。記憶のずれと
団地の存在に関係があると見た準一と美香は、団地の探索に乗り出した。
二人は〈方葉野団地〉で、想像もしなかった“のこされるもの”に遭遇する… -
再読だった。 2017.7.19
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泣きました。設定がすごいけどね(^-^;
ジュンチが押田を思い出すところ…うゎーんです。 -
★1.5
読めなくはないけど、面白くない。 -
本棚整理中。
確か読んだはず -
978-4-09-386236-3 316p 2008・12・22 初版1刷
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頭の中の真っ白な空間にぽつりぽつりと登場人物があらわれて、その人たちがみんなゆっくりとべつべつの場所からひとつの場所を目指していくイメージ。
急がずあわてず、それぞれが自分の内面を見つめて進んでいく感じ。 -
☆☆☆☆4つ
いくらなんでも続けて小路幸也作品ばかり読み過ぎ。
もうどれがどの内容だったか、こんがらがって判らんようになってしもうた。
それというのも設定というかプロットに結構似たようなところが多い事が作者側の原因だろうな。
読者わたしの側の原因は、何人かの贔屓の察作家さんの作品はもうあらかた読んでしまっていて、これぞという作家がもう居ないこと。
で、そうした居ない作家の中でも小路幸也はまあ読めるぞ沢山未読本あるしだった事。
全く新しい作家さんを「ジャケ買い」みたくしてに手を出すと大概は裏切られるのよね。
読書趣味、これは個人的な思い入れだけで面白いか面白く無いかが決まってしまう。
要するに「好み」のモンダイなのである。
あ、またもやほんの感想にわならなかった。でも読み応えあって面白い作品でした。
すまんこってす。すごすこ。 -
図書館で借りた。
「空を見上げる古い歌をくちずさむ」に
似た感じの話。
たまにこういうの書くんだな。この人。
ちょっと怖かったな。
嫌いじゃないけどね(笑) -
2014.6.22 読了
最初は 小路さんっぽくない?と
思いながら読んでましたが、
悪人が出てこないってとこは
やはり小路さんかな?? ^_^
不思議な話だった。
その一言に尽きる。
けど、謎だらけで 気になって
最初は ガンガン読み進みました。
けど、途中から あまりにも
ありえなくて ちょっと
読むのがしんどくなってきたところで、
ページ数もなくなってくるし、
これ ちゃんと終わるの??なんて思いつつ。
なのに、真実が明らかになってきたとこで
涙が出てしまった。
結構 ハマってたんだ。。。と気づきました。 -
なんか思ってたのと全然違うぞ…。最初のほうは同窓会の件とかから、同著者の『21』みたいな雰囲気の作品かと思えばこれはSFではないか。辻村深月の『冷たい校舎の時は止まる』を読んでいた時と同じような気分。小路さんなかなか色んな抽斗をお持ちのようで。2011/390
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レトロな昭和といった、下町人情物語風を想像して読み始めた。
だが、内容は全く異なりSFチックなものだった。それに気付いたときには、ややショックを受けたが、読み進めるうちにどんどん引き込まれ、結局は一気読みだった。主人公の視点がどんどん切り替わりながら展開するタッチはいかにも小路幸也らしく、ハラハラドキドキしながらページをめくり続けた。
次の展開が気になって仕方がないワクワク感を感じる面白さとともに、ヒューマンドラマが軸にあった点も非常に良かった。自分自身にも幼子がいることもあってか、子どもはみんなの宝であり、みんなで守るものという視点で物語が進められているのは、大変心が温まった。 -
좋아 좋아. 우리가 우주인. 다음의 인류는 "그들"에 진화한다.