限界集落株式会社

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093863155

感想・レビュー・書評

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  • 2014/6/17 読了

  • 面白かったッス!

  • 「限界集落」、「市町村合併」、「食糧危機」、「ワーキングプア」、「格差社会」などなど日本に山積する様々な問題を一掃する、前代未聞! 逆転満塁ホームランの地域活性エンタテインメント!!
    起業のためにIT企業を辞めた多岐川優が、人生の休息で訪れた故郷は、限界集落と言われる過疎・高齢化のため社会的な共同生活の維持が困難な土地だった。優は、村の人たちと交流するうちに、集落の農業経営を担うことになる。現代の農業や地方集落が抱える様々な課題、抵抗勢力と格闘し、限界集落を再生しようとするのだが……。
    ルールは変わった!
    老人、フリーター、ホステスに犯罪者? かつての負け組たちが立ち上がる!!ベストセラー『万寿子さんの庭』の黒野伸一が、真正面からエンタテインメントに挑んだ最高傑作! 新しい公共がここにある。

  • 人口が減っていく日本で「先祖と同じく、生まれたところで育ち、暮らし、死んでいく」ことが贅沢になろうとしている今、限界集落の再生について考える意味で、とても良質なエンターテイメントだと思う。

  • 出来すぎたお話しだった。
    問題は深刻なのにおとぎ話の様に話が進み
    途中から良くある恋愛で前途は多難だと思う
    が最後はハッピーエンドですね。(好きですが)
    お昼休みにお弁当食べながら読むにはちょうど良いね。時間が来たら直ぐに閉じられます。

  • テンポ良いストーリーで読めた。主人公の優が出来すぎ君か?

  • 会社として経営する農業法人に過疎の村を変えていく物語。農業生活が、私に出来るか...

  • テーマに惹かれて買った ちょうど旅行でそういうところに行ったばかりだったし 笑
    トントン拍子で進み過ぎたのが物語のリアリティを奪った
    でも過疎の村を守るとしたらこういう方法があるんだなって感じた
    本当の過疎の村はどうするのだろう
    と考えさせられる本だった

  • 過疎化の進む故郷の再生に取り組んだ六本木に住むエリートが地域住民と反発したり協力したりしながら奮闘するお仕事小説。面白かったです。作品のモデルになった長野県や東北でリアリティがあるということで売れはじめたようです。農業や地域再生のビジネス書として読まれているようですが小説としても面白いです。

  • 限界集落を村を挙げて村おこしをする物語。
    農村に活気が出てくると日本も変わるんだろうなぁ。

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著者プロフィール

黒野伸一(くろの・しんいち)
一九五九年、神奈川県生まれ。『ア・ハッピーファミリー』(小学館文庫化にあたり『坂本ミキ、14歳。』に改題)で第一回きらら文学賞を受賞し、小説家デビュー。過疎・高齢化した農村の再生を描いた『限界集落株式会社』(小学館文庫)がベストセラーとなり、二○一五年一月にNHKテレビドラマ化。『脱・限界集落株式会社』(小学館)、『となりの革命農家』(廣済堂出版)、『長生き競争! 』(廣済堂文庫)、『国会議員基礎テスト』(小学館)、『AIのある家族計画』(早川書房)、『グリーズランド1 消された記憶』(静山社)、『お会式の夜に』(廣済堂出版)など著書多数。

「2021年 『あした、この国は崩壊する ポストコロナとMMT』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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