- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093875547
作品紹介・あらすじ
イビキへの感謝、クシャミに対する不満、そしてメロンたちが直面している苦境!みずみずしい感性と、軽妙な語り口と、適度の毒で今の時代を楽しくひっくり返すエッセイ集。
感想・レビュー・書評
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進められて読んでみました!
20年前頃に読めたらもっと楽しかっただろうなぁー詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読みだした時は、詩集の方が好きだなあと思ったが、読むうちに止まらなくなった。英語日本語の翻訳の苦労とか、絵本の紹介とか、鋭い社会観察とか色んな楽しみ方ができる。ブレアのイラク戦争をせんが為の文書捏造とか、日本のメディア批判、ハロウィンでアメリカメディアが恐怖を煽ったのは何故?とか興味深かった。
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面白かった!もっと早く読んでいれば良かった。
本当に本人が書いているのだろうかと思うほど、とても気が利いた日本語で綴られている。
Hibachiに爆笑。Kamadoもあるけど、彼がアメリカにいた頃にはまだ無かったのかしら。 -
著者は、エリック・カールの絵本など、数多くの和訳をされている有名な方。この本は、エッセイなのですが、やはり仕事柄なのか言葉に対する造詣が深くて、なるほどな~と感心しきりでした。自分の知らないことを、本を読んで知るという読書本来の楽しさを味わうことのできる本です。
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アーサーさんのラジオ番組始まってますね。
文化放送ラジオポコリポコリ
ラジオでは毎回ウィットに富んだお話聞かせてもらってます。
この本でもラジオ同様アーサーさんのエッセイ楽しく、話題によっては考えさせられながら読ませて頂きました。
ぽこりはあの俳句からだったのですね。
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日本語うますぎて。
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やはり随筆というのは
作者独自の視点にたって
構成されていて、どう書くか
というよりどう話すかという
ストーリー性で成り立っています。
アーサー氏は本当に日本が好きで
日本語を愛し、言葉の一つ一つが
分かりやすく語り、しかも
母国語英語のアイデンティティも
失わない稀有な作家です。
第21回講談社エッセイ賞受賞
作品です。
旅に連れてゆきたい友達のような
本でした。 -
この方は、基本的に最初から信じないんだな。
まず、疑う。
見習いたいような、でも自分には無理なような。 -
講談社エッセイ賞受賞作より。
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この人は本当にアメリカ人なのか、実は日本人ではないのか、と思わせるほどに日本語に長けた文章でつづられている。