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- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093877350
感想・レビュー・書評
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<DIV style="background-color : white ;color :black ;padding : 8px 8px; border : 1px inset #ddd; margin : 0px 5px;">「社会の安全」への過剰なまでの危機意識が、市民自らの自由をきり縮めていくことに著者は警鐘を鳴らす。人為的な戦争が自然的な災害と同等に置かれ、対策の必要性が叫ばれるとき、権力者がめざすのは思想統制と国民動員なのだ。「国民保護」の名の下に国家を保護してきた戦前の歴史が追われる。国家を監視するのが国民だったはずが、国家が国民を監視する、転倒していく現実。また、国民統制は常に排除・処刑と裏表に存在せざるおえない。改めて自由の価値をかみしめる。</DIV>
国の安全と引きかえに何が失われるのか?戦前・戦中の治安立法の制定過程から有事法制・共謀罪の危険を読み解く。
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