三度目のフェルメール: 舞台に映画に絵画に想う

著者 :
  • 小学館
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093878968

作品紹介・あらすじ

感動があるから、今日も出かけてゆく-めぐり会った作品たちへの59通のラブレター。

感想・レビュー・書評

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  • 自分の興味のあるジャンルに関するエッセイばかりで楽しく読めた。「真にすぐれた芸術を前にしたとき、その感動体験はきわめて宗教的になる」という言葉が印象的。

  • 軽快なタッチで様々な分野の文化芸術を撫でていく。作者の真骨頂だろうか。惜しむらくは週刊誌への連載であったため、短めの章立てであること。ただ、それ故、快速に読めて心地が良い。

  • タイトルはなぜフェルメール??

  • 私にフェルメールの素晴らしさを教えてくれた作者によるエッセイ。
    絵画以外に、舞台、映画などにも精通し、瑞々しい感性でその魅力が語られる。

    読むと舞台に、映画館に、美術展に出かけたくなる一冊。

  • 小学館のPR誌「本の窓」に著者が連載している小説「アムステルダムの三人」を読んだ直後に、図書館の新刊コーナーで本書を見かけたので手にとってみた。(自分もフェルメールが好きだから)面白い(自分にとって)舞台や映画を見て、美術館でぼーっとして、趣味のいい喫茶店でくつろげたら仕合わせです。アムステルダムに行きたくなってしまう。

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著者プロフィール

作家。1963年生まれ。早稲田大学哲学科、東京大学美学藝術学科卒業。ニューヨーク大学大学院演劇学科終了。母・佐和子との日々を綴った『身がわり』で坪田譲治文学賞受賞。著書に小説『ねむい幸福』『キャベツの新生活』『車掌さんの恋』『月とシャンパン』『風の牧場』『ぼくたちはきっとすごい大人になる』『渋谷の神様』『カムフラージュ』、エッセイに『ニューヨーク空間』『雛を包む』『世界は単純なものに違いない』『恋するフェルメール』『三度目のフェルメール』など。

「2014年 『南下せよと彼女は言う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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