- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093882248
作品紹介・あらすじ
稲盛和夫の最新仕事論
「常に明るく前向きに。そして、仕事は楽しく」――稲盛和夫が破綻直後のJAL社員に説いたことばの真意とは?
サラリーは減り続け仕事量は激増している中、破綻前よりも「やりがい」があると言い切り、嬉々として機内販売商品の開発にまで携わるCA。油拭き取り用に自宅から古着を持ち寄る整備担当達……。彼らはなぜ、宗教的、精神論的と揶揄されることもある稲盛哲学を受け入れ、どうやって消化したのか?
稲盛名誉会長をはじめJAL社員十数名へのインタビューを通じ、稲盛和夫が掲げるフィロソフィの深淵に迫り、仕事とは人生とはを読み解く。JAL再生はあくまでも舞台装置にすぎない。その舞台の上で3万2千人の演者がどのように意識改革、とくに仕事観の改革を行ったかにスポットライトを当てたのが本書である。
「我々は仕事とどのように向き合えばいいのか!?」単純だが究極の命題の答えは、本書にある。就職活動中の学生、新人・中堅のビジネスパーソンから経営者まで、必読の1冊。
【編集担当からのおすすめ情報】
従来の稲盛和夫さん関連書籍は、経営者やボードメンバーの座右の1冊でした。本書は現場で働く、20~40代のビジネスパーソンに是非読んでいただきたい。なんとなく現在携わっている仕事が、断然好きになり、仕事自体が楽しくなり、人生が充実する―そんな1冊です。
感想・レビュー・書評
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JAL再生に成功したあとの稲盛氏を、フリーランスのライターが取材して書いた一冊。
「稲盛イズム」の中にいた人ではなく、あるところでは傍観者、あるところでは「どうしてそんなことができたのか」と探求者として稲盛氏本人やJALの関係者に接した記録のような一冊です。
当たり前に正しいことを、正しいものとして人に伝えること。そして、それを理解させることがどんなに困難なのかを知る機会になる本です。
そして、まずは、自分が自分のしごとに打ち込むこと。ただ我慢するのではなく、間違ったことは辞める、自分がすべきことをする、という意味で、自分の本当のしごとを探す力になります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
与えられた仕事を腐らず愚痴らず一生懸命に好きになるように取り組むこと。道徳を大切にした理念を掲げること。
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稲盛さんとJAL再生モノ。さらりとして読みやすい。プロジェクトX系のマンガの原作とかにしても面白いかも。
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フィロソフィーは作っただけでは意味がありません。学んだだけも意味がありません。実行してこそ価値があるのです。
感謝の気持ちをもつ
成功するまであきらめない
真の勇気をもつ
見えてくるまで考え抜く
スピード感をもって決断し行動する -
(所感)課長からの推薦で借読。JAL再生の立役者達の本音や、稲盛和夫の理念がわかりやすくまとめられた1冊だった。
(読書記録)
読始:131130
読了:131202 -
JALでの稲盛さんの改革、JALフィロソフィの展開について、JALの社員の視点からの取材をまとめた本。
フィロソフィの考え方についてもわかりやすく解説されている。しかしながら詳細は稲盛氏本人の著作によったほうが良さそうだが。
ただ、この本、JALの社員のほぼ実名入りでの手記が多く書かれているので、本当にJAL復興に対して、稲盛イズムが受け入れられたさまがよくわかった。そこがこの本のポイント。 -
◽️仕事は楽しく=創意工夫
◽️渦の中心になる
◽️業績報告会 部門の責任者(役員)が数字に責任を持つ 予定との乖離の原因分析 対応策
◽️部門別採算制度 擬似社内取引
◽️JALフィロソフィー リーダー教育 -
JAL再生の立役者、稲森さんのやってきたことを社員のインタビューなどを通して振り返る。
明日からの仕事に対するやる気を出させてくれるいい本です。
楽しくて一気に読んでしまった。