0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書
- 小学館 (2018年11月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093886451
感想・レビュー・書評
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テレビで落合さんのインタビューを観たときに、簡潔にわかりやすく、気持ちのいい話し方をされていたのが印象的で好きになりました。
五感を刺激し、鍛える体験や経験を幼いうちから(6歳くらいまでに)できるだけたくさんさせてあげること。
親が夢中になっていること、面白いと思っていること、その人脈や環境をフルに使って、見せて、こどもの好奇心を刺激して、世界を広げてあげること。
こどもといっしょにわくわくしながら多くのことを学んでいきたいと思えたし、何より、私もまだまだ勉強したいことがたくさんある、と思い出せました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・言語能力を鍛えるために、常に言語を駆使したロジカルな質問、回答、会話を意識する。インプットしたことは自分の思考をアドオンして抽象的なこともわかりやすく自分の言葉でアウトプットし直す事を習慣化する(解釈と再構築)。
・コンテクストを持った鑑賞力と創造力。コンテクストとは自分の見方、世界観。それはバックグラウンドと得意分野に紐付けられたものになる事が多い。-
お題目の通り。学ぶためと育てるために指針としたいと思える内容が多かった。教科書。再読したい。お題目の通り。学ぶためと育てるために指針としたいと思える内容が多かった。教科書。再読したい。2021/09/13
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天才、落合陽一さんの教育に対する考え方は、子育てする上で参考になる。
教育に対する概念がガラリと変わる一冊。 -
第1章のQ&Aは、子供自身が読んでも子供を育てる親が読んでも役に立つ。物事の捉え方がシンプルになる。
第2章の落合さんの育ってきた環境は、自発的に考え方行動できる環境(親子で議論、対話をする、やりたいことを制限されずにできる、ある意味甘やかす)だったんだなと。
落合さんの偏食はなんとなく知っているけれど、おばあちゃんが毎日幼稚園に迎えに来て、シーフードピラフを食べさせに連れて行ってくれたエピソードは最高。
大学の正規ポストにいると営利組織である企業との共同プロジェクトは難しいそう。そこで正規ポストを辞職し、大学内に自身が経営する研究室を設立し対等な関係性で共同研究できるようにしたという発想と行動力がすごい。
第3章では、落合さんの教育論を生活へも落とし込んでいる。
親のアップデートも必要だとも思う一方、親が無理してしまうと弊害があるよなとも思う。楽しんでできたらいいけれど。
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教育者として、アーティストとして、父親として、落合陽一さんが「人生100年時代」を生きていくための「新しい学び方」を提言する。
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50代に近づいており、気がつけば未来よりも経験値の方が多くなってきたと改めて感じる。周りは定年後も再雇用され変わらない環境に身を置き、今は返上した過去の肩書にすがっておられるのを見ていると、自分はああはなりたくない。どうせ生きるなら縛られない、私と出会った人たちを幸せにできる、そんな働き方をしたいと考えている。それなら、今何ができる?そう自問する日々だ。この本は私の普段考えている事をより具体的に示してくれた。
意外な時期に与えられた肩書に、うんざりした事もある。自分を卑屈に思ったことも。でも、今はそんな事言ってられない。私はこれからも知らない事を知りたい。そのためには学び続けなければならないし、沢山の方の考えにもっともっと触れなければならない。 -
大学教員という立場であり、企業の代表という立場でもある落合先生ならではの考え方が多く載っておりとても興味深かったです。
研究者としてのマインドを強く感じる本でした。 -
子育てしながら、親も学び続ける。なんだか、楽しくなってきました!
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2歳と0歳の我が子にどう接し、どんな環境を用意できるか。
まずはこどもにばかりあれこれさせて勉強も挑戦もしない親にはなるまい。それこそ教育上良くない。と、強く思った。
40代に突入して「もう先が見えたな」とは思いたくないけど思ってしまいそうになる。悪あがきかもしれないけれど、学び続けてモチベーションを保っていきたい。