- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093886581
作品紹介・あらすじ
世界とニッポンの「裏」をディープに読む!
世界中のインテリジェンスの専門家に接する佐藤優氏が、「これは敵わない」と瞬時に白旗をあげる人物がいる。それがゴルゴ13、通称「G」だ。
ゴルゴの圧倒的な強さの秘密は、奇跡的な狙撃力だけでなく、実はその「インテリジェンス能力」にもある、と佐藤氏は分析する。
欺瞞に満ちた情報が氾濫する現代社会を生き抜くため、私たちは今、「Gのインテリジェンス」を学ぶ必要がある--。
本書は、ゴルゴのインテリジェンスの秘密を解き明かすだけなく、物語の題材としても人気を集めた「トランプ大統領」「貿易戦争」「AI」「仮想通貨」「ドローン兵器」「フェイクニュース」といった旬のテーマについて、インテリジェンスの視点も交えつつ、ディープに解説します。
その上で、ビジネスパーソンに必要なインテリジェンス能力の本質と、それを得るための具体的な方策についても提案します。
また、「『ゴルゴ13』連載50周年」を記念し、作者のさいとう・たかを氏に、佐藤氏が直撃取材を敢行! 「ゴルゴはなぜ人前で食事をしないのか?」「孤独でも100%仕事を成功させる極意」など、意外な事実が明かされます。
【編集担当からのおすすめ情報】
512日間もの勾留に耐え、信念を貫き通した佐藤優氏。
50年もの間、入院中も休まず連載を続けたさいとう・たかを氏。
そして、いまなお2人は、佐藤氏は月間90本もの締め切りをこなし、さいとう氏は月産ページ数がコミック界最多となるなど、鉄人的なペースで、休むことも失敗することもなく、仕事を続けています。
まさに、この2人こそ「現代のゴルゴ」と呼ぶに相応しい存在です。
「2人のゴルゴ」による類い希な共作は、混沌たる未来を生き抜くための「自己防衛術」の指南書としても、大いに役立ちます!
感想・レビュー・書評
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ゴルゴ13て「麻生太郎ちゃんが愛読している」くらいしか知りませんでした。
今回、一部ですが初めて読みました。
こんな面白い漫画だったんですね!
50年も続いている「連載継続中の漫画としては日本一の長寿漫画」なんだ!
それで、肩書も今回初めて知りました。
佐藤優さんと同じく、高いインテリジェンス能力を持つ人。
そして佐藤さんと同じく、逮捕されるようなことをしている人なんですね!
ちょっと前に佐藤さんと西原理恵子さんのコラボを見て、西原さんの漫画を読むようになりました。
今回も名前だけは知っていた、さいとう・たかをさんとゴルゴ13を知って、読んでみたいと思いました。
これからもこういうコラボをたくさん企画してほしいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これは面白かった。ゴルゴ13と佐藤優の組み合わせを考えて上梓させた編集者は天才だ。最近の話題でゴルゴ13に登場した内容を佐藤氏が解説するというスタイル。素晴らしい。少し過去の作品で続編も期待したい。佐藤氏とさいとうたかを氏の対談も付いていて更に良い。
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ゴルゴを読んでたら「きじこれも読んでみたら?好きだと思う」と渡された1冊。確かによくわかってらっしゃる、とても面白く読めた1冊でした。洞察力をどう養うか、人と同じ場面を見て、そこからその出来事の意味をどう読み取るかというところはとても必要な能力だと思っていて、そういう視点でゴルゴを語っている著者の佐藤さんの視点が勉強になった。あと、「まずいイタリア料理」の話も参考になりました。確かに、相手が得意としているところと苦手にしているところ、それがわかっていないとこっちが左右されてしまうので自分の頭で考えて整理しておくのが大切だと思いました。
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面白かった
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50年以上の連載が続くゴルゴ13。人気の秘密は
そのリアルな世界情勢がストーリーに組み込ま
れていて、まるでゴルゴ13が実在するかのよう
に錯覚してしまう点でしょう。
ただそれだけではありません。
絶対に約束を破らないプロとしての姿勢、情報
収集能力の高さなど、普通のビジネスマンが
お手本とするべきポイントが数多くあります。
そんなゴルゴの「プロ論」を佐藤優氏の考察で
読み解く一冊です。 -
読了。ゴルゴ13 195巻を買いました。
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佐藤優の最近の著作のわかりやすいまとめになってる。これを読むとゴルゴ13を読みたくなってくる。インテリジェンスオフィサーのお手本としてのゴルゴ13が描かれてる。