70歳のたしなみ

著者 :
  • 小学館
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093886918

作品紹介・あらすじ

人生100年時代を生きる後半生の教科書!

70代というのは新しいゴールデンエイジ――人生の黄金時代である。最も人生で幸福なのはいつ頃か――と問われたら、現代では70代ではないだろうか。「もう」70歳だから「今さら」何をしても遅すぎる、「どうせ」成果は上がらないと自分をおとしめるのはやめよう。

330万部の大ベストセラー『女性の品格』から13年、昭和女子大学理事長・坂東眞理子さんが人生100年時代に放つ「後半生の生き方論」の決定版!

かつては「60歳」が人生の大きな節目とされたが、今やそれは70歳ではないだろうか。寿命が伸び、「人生100年時代」が現実となった今、70代を昔のように「晩年」として生きるのはあまりにもったいない。

「昔は良かった」「今どきの若者は」と不満や愚痴ばかり言ったり、昔の名刺を持ち歩いたり肩書きを自慢する「終わった人」にならず、人生を楽しむための具体的な「たしなみ」をアドバイスする。

定年後を生きる60代、そして団塊世代の70代の人はもちろん、これから長い後半生を生きる中高年の人って、ややもすれば後ろ向きになる気持ちを鼓舞し、ポジティブに人生を楽しむ「たしなみの教科書」が誕生!

【編集担当からのおすすめ情報】
人生100年時代をどう生きるか。私たちは今、誰も体験したことがない時代に突入しつつあります。そうした中、残念ながら世の中には「老後にいくら必要」といった経済面から私たちの不安を煽るような情報ばかりが先行しているように感じます。
坂東先生は現在72歳。不安に苛まれたり、あるいは「晩年」意識でのんびり生きている同世代、そして年若い下の世代に向けて、これからの人生において杖になるような本、人生の背骨になるような本となるはずです。この本をいつも座右において、人生をめいっぱい楽しみ、ポジティブに生きて行く人が増えることを祈念しています。

感想・レビュー・書評

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  • 「人生七十年古来稀なり」と杜甫が言った70歳はすでに稀では無くなったし、私自身、次に迎える壁であり、いつまで仕事やるんだろうか、とか仕事辞めたらどうしようか。。あれもやりたいこれもやりたい、とここ数年思っている。

    「終活」という言葉が大嫌いなので、いざという時に周りに迷惑かけない程度の用意はして、今日が最後と思って楽しく生きたい、と思っているそんな私が楽しみにしていた一冊。令和になった頃出版されましたが、もうちょっと後でいいかな、とか、中古本になってからがいいタイミングかな、と思いながら一昨日届いたので一気読み。

    「たしなみ」という言葉が何回も出てくる。「高齢者のたしなみ」である。私が思うに、それは、マナーと周りの人に対する優しさ、かな。

    引退したらしばらくはボヤボヤ過ごそうと思っていた我が身には耳の痛いフレーズも多々ある。

    坂東さんの「女性の品格」「親の品格」に続いて、三冊目の座右の書になりそうです。

    いつまでも「上機嫌」で生きていきたいな

  • このところ終活をしていたが、この本を読んでまだ早かったかもと思い始めた。
    「老活」で行こう!まだ体は動くから少し仕事して興味のあることをしてみよう♪

  • 20代前半だが、70歳になった時の自分に思いを馳せて読んだ。こうやって素敵な年上の方の正直な思考を知れるのも読書のメリットである。

    ・意識して上機嫌に振る舞うのがマナー
    (ただでさえ不機嫌になる環境)

    ・人生70年時代の価値観で、晩年ではだめ
    →今日が人生でいちばん若い日、という考え方は一生続く

    ・可愛いおばあちゃん願望は気持ち悪い
    日本、若くて未熟で幼稚な女を好む男が多い
    意識高い系が嫌われる
    →ほんとうに!わかる!!!だから、「良い子」ではなくリーダーにならねばならない、という思考にも共感出来た。

    ・70歳でも、新しいテーマについて学ぶのは大きなたのしみ。大学院等おすすめ。

    こんな素敵な大人になりたい。

  • キョウヨウ=今日は用がある
    キョウイク=今日は行くところがある

    若者を褒め、人に何かをしてあげる、
    可愛いおばあちゃんを目指さず、
    カッコよく生きたい。

    まだ50代、でもきっと今までの10年より、うんとはやく10年、20年過ぎていく。

    長生きして、まだまだみたい世界がある。

  • これからの人生、お手本にしたいです。

  • 坂東眞理子 著「70歳のたしなみ」、2019.4発行。たしなみという言葉は、私には馴染みのない言葉ですが、一読して、半分近くは共感がありました。①かつては60歳が、今は70歳が人生の節目。私もそんな気がします。70代は人生の黄金時代。それは、まだ不確かですが、そうありたいですw。②キーワードは「コマメ」。はい! ③気を張る機会をつくる ④人を褒める。できる範囲で人の世話をする。努力します! ⑤素晴らしい高齢期を生きてる人を探す。友達になっていただいています(^-^) 

  • 70歳になる直前。目にとまった。ためになるなあ!

  • ほとんど読む時間なく返却。

  • 過ぎたことはみんないい思い出になる。自分だけたくさん苦労してついていないなと思わないで、あの苦労や失敗があるから今日の私があるのだと考える。理不尽な人生に押しつぶされなかったのは自分への勲章である。

  • 思いやり持って生きる事が大切。今から心がけて生きていきます。

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著者プロフィール

昭和女子大学学長。1946年富山県生まれ。東京大学卒業。69年、総理府入省。内閣広報室参事官、男女共同参画室長、埼玉県副知事などを経て、98年に女性初の総領事(オーストラリア・ブリスベン)に就任。2001年、内閣府初代男女共同参画局長。04年に昭和女子大学教授となり、07年より現職。320万部を超えるベストセラーとなった『女性の品格』をはじめ、『錆びない生き方』(講談社)、『坂東式ハッピーライフ両立力』(幻冬舎)、『60歳からしておきたいこと』(世界文化社)など著書多数。

「2014年 『ソーシャル・ウーマン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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