最期まで家で笑って生きたいあなたへ: なんとめでたいご臨終2

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093888981

作品紹介・あらすじ

上野千鶴子さんが「常識が変わる」と大絶賛 東京大学名誉教授で『在宅ひとり死のススメ』などの著書のある上野千鶴子さんは「この本を読む前と読んだ後ではあなたの「常識」が変わる!」と大絶賛! 著者は、在宅看取り1800人、ひとり暮らしの在宅看取り120人以上の在宅医療の名医・小笠原文雄さん。日本在宅ホスピス協会会長でもあります。 昨年放送されたNHK『おひとりさまでも、、家で死ねますか?』で密着され、それも大きな反響を呼びました(番組は「第60回ギャラクシー賞テレビ奨励賞」を受賞しました)。 小笠原先生は本書にこう綴ります。 ≪在宅医療に携わるうちに、「最期の生き方は自分で選べる」こと、「住み慣れた家で、最期まで笑って暮らせる」ことを知りました≫ ≪在宅医療の良さは、ただ家にいられることではなく、家で朗らかに暮らせることです≫ 本には、入院時には痛みで苦しんでいた人が、家に帰ると痛みが消えて朗らかになり、好きなことをして過ごす姿がたくさん出てきます。人生会議の方法や、なかなか知ることができない在宅医療にかかる費用の詳細、介護の負担を減らす方法、希望を叶える在宅医の選び方など、役立つ情報も満載です。 【編集担当からのおすすめ情報】 『なんとめでたいご臨終』は、大切な人が亡くなった直後に遺族のかたが「笑顔でピース!」をするエピソードと写真が多数掲載されたこともあって、大きな反響を呼びました。なぜそんなことができるのか、訝る声もありましたが、本を読むと「私もそんなふうに看取られたい」「自分も住み慣れた家で最期まで暮らしたい」という声がたくさん寄せられました。 本書では、前著を読んだかたから寄せられた疑問や要望にも応えるべく、費用の詳細や在宅医の選び方などの詳細を丁寧に入れています。ぜひ本書を手に、自分はどんな最期を送りたいか、考えるきっかけにして頂けたら、担当者としてこんなにうれしいことはありません。

感想・レビュー・書評

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  • 偶然出会った本で、本当に安心を得られました。

    人生に正解はないけれど、不安だと楽しめないし負の連鎖になりがち。
    お金の問題、健康の問題、最後はどこで…周囲の手助けを受けながらも穏やかに旅立てたらと思うそんな希望が叶いそうだと心から思える内容です。

    穏やかな日々の生活の中で旅立つためにやってはいけないこと、最後の時はどのくらい生活費が必要かいくつかのケースが掲載されていてとても参考になります。

    自分の時、家族の時、色々な目線で考えることができました。
    ネガティヴに考えてしまいがちな内容だけど、これはいつその時が来ても大丈夫そうだと背中を押してもらいました。
    小笠原文雄医師の他の著書「なんとめでたいご臨終」も読んでみたくなりました。
    オススメです!

  • 前著と同じように実際の患者さんのエピソードがたくさんのっている。前著に出た人のその後もある。数日と言われた人が8年も生きた例も紹介されている。こうしてみるとやはり病院は死ぬ場所としては不自然だと納得する。いままであまり疑問を持たなかったほうが不思議な気がしてくる。どういう役割の人がチームに加わるのかやコストの問題についても詳しく書いてある。在宅のほうが安くつくとのこと。おまけに気分的に延命になり、本人も周りも満足となれば選ばない手はない。

  • 6月に父をなくしました。一人暮らしで私は離れているので、特養に入ることができ、安心していましたが、熱が出て肺炎と言うことで、病院に診てもらわなければならなくなりました。その選択が良かったのかどうか、疑問に思ったままでした。この本を読んでいたら、私の選択も変わっていたのでしょうか?父も家で過ごしたいと言っていました。でもそれは叶えてあげられませんでした。ごめんなさい。

  • 一人でも
    生活保護でも、死んでいける!

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