新・ゴーマニズム宣言 6

  • 小学館
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本棚登録 : 94
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093890069

作品紹介・あらすじ

「日本国の成立」から「盲導犬の犬権」「謝罪外交」までを論じて大増240

第6巻は小林よしのり氏『戦争論』(幻冬舎刊)の執筆、出版そして反響が広がっていく様子、すなわち「その後の戦争論」をドキュメントのように読むことができます。特に『戦争論』では描ききれなかった「個」と「公」の問題は「愛国心」をキーワードにして読者への大アンケートを行い特別企画で奥深く掘り下げています。 また経済における日本型システムの崩壊、謝罪外交に代表される日本の政治についても、ビッグバン、金大中韓国大統領訪日等をテーマにしながら鋭く断じています。著者が最近テーマとしている「日本人の物語」である歴史も古代史(日本国の成立)から近現代史までを扱っており「歴史観論争」も大変読みごたえがあります。 さらにサッカーWカップやワインブーム、映画『プライベート・ライアン』というような「カルチャー」も題材にされており、まさに緩急織りまぜて老若男女幅広い読者に楽しんでもらえる一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • まぁ、漫画なのだが、カテゴリとしては微妙だよなー文字多いし。
    戦争論についての背景やバックグラウンドがわかる。

    戦争論を読んだのはもう10年以上前。
    若者には強烈な意見が効くのはそのとおり。

    あれからおじさんになった私は何を思うか(まだまとまっていない苦笑)

  • 情報量がすごい。今回は文字がたくさん書いてあるが、この巻は更に深いことが書いてあると思う。
    東京裁判のむごさ、先人の国を想う心、志半ばで倒れても未来を想う日本の方々。
    個人を超える考えや思いの大切さがわかる。

  • 本棚の整理の時に出てきたので、読んでみました。
    10年以上前の作品だが、今読んでも新鮮な内容がありました。
    出版された1999年当時と今の一番の違いは、インターネットが発達して個人でもいろいろな情報(タブーだったことも含めて)を集めることができるということでしょうか。
    ですからマスコミはこれからきちんとした情報を発信していかない限り衰退は免れないでしょうね。
    反日情報を垂れ流し続けても、巡り巡って自分の首を締めること(購読者数の減少や視聴率の低下)になるのですから。

  • 特に、日韓併合のくだりが衝撃的だった。
    今まであまり深く考えず、メディアから垂れ流される表層的な情報しか入ってこなかったが、それではあまりにも放棄しすぎていると今更ながら痛感した。
    すこし本腰を入れて、反対意見の著書も合わせて、「戦争」について考えてみたいと思う。

  • 帯表
    ニッポン狂騒絵巻
    不粋はいやじゃ
    まろが恐いか?

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著者プロフィール

1953年8月31日生まれ。1975年、福岡大学在学中に初めて描いた漫画『東大一直線』が赤塚賞の最終候補で落選するが、雑誌に掲載され、大ヒットとなる。『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』『ゴーマニズム宣言』など話題作多数。
●主な著書
『新ゴーマニズム宣言10』(2001、小学館)、『新・ゴーマニズム宣言Special 台湾論』(2000、小学館)、『新・ゴーマニズム宣言Special「個と公」論』(2000、幻冬舎)、『ゴーマニズム宣言9』(2000、幻冬舎)、『朝日新聞の正義』(共著、1999、小学館)、『自虐でやんす。』(1999、幻冬舎)、『国家と戦争』(共著、1999、飛鳥新社)、『子どもは待ってる! 親の出番』(共著、1999、黙出版)、『ゴーマニズム宣言 差別論スペシャル』(1998、幻冬舎)、『 知のハルマゲドン』(共著、1998、幻冬舎)、『ゴーマニズム思想講座 正義・戦争・国家論』(共著、径書房)、『教科書が教えかねない自虐』(共著、1997、ぶんか社)、『小林よしのりのゴーマンガ大事典』(1997、幻冬舎)、『小林よしのりの異常天才図鑑』(1997、幻冬舎)

「1997年 『ゴーマニスト大パーティー3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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