トラとミケ: こいしい日々 (2)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 102
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093965491

作品紹介・あらすじ

もっと心温まる&もっとお腹膨れる第2巻!

『ねことじいちゃん』の作者・ねこまきさんが、何げない日常のいとおしさを、四季折々の情景とともに描き出したベストセラー『トラとミケ いとしい日々』、待望の第2巻。

つらいときも、悲しいときも、何があっても、ここに来れば、美味しい料理とお酒、そしてトラさんとミケさんの笑顔が変わらず待っている――

第1巻は『孤独のグルメ』作者の久住昌之さんが「いやー、面白かった。ボクは、猫になって、この町に住みたい。本棚の隅の見つけやすいところに入れておいて、いつでも取り出して読めるようにしておきたい」と大絶賛してくださったほか、NHK『あさイチ』でいか文庫店主の粕川ゆきさんが「HOTな漫画」として紹介してくださいました(2020年1月24日放送)。

今巻には、妻に先立たれた写真店の店主・シンちゃんと子供たちの話や仕事がうまくいかず実家に帰ったネイリストのルミちゃんの話、大災厄に見舞われた青年の話など、「女性セブン」連載中から大反響を呼んだ、切なくも温かい、ほっこりるする12編のストーリーを収録。

時代と共になくなりつつある昭和の風情は懐かしくて新しく、世代を超えて楽しめる一冊となっています。

単行本化にあたっては全編フルカラーで収録。息を呑むような美しい描写がたっぷり詰まった大増176ページをぜひご堪能ください。

【編集担当からのおすすめ情報】
コロナ禍により、多くの飲食店が休業を余儀なくされました。読者のかたがツイッターで、<どて煮屋「トラとミケ」の様に地域の人達の居場所であり、心の灯火となっていた店の人達が本当に苦しい状態なのかと思うと涙が出てしまいます>と書いていらっしゃったのを見たとき、一連のニュースがそれまでとは違う切実さをもって胸に迫りました。
美味しい料理やお酒を求めて夜ごと「トラとミケ」にやって来る常連さんたち。サバちゃんやルミちゃん、シンちゃんは居場所を失って元気にしているのだろうか。トラとミケはどうしているんだろう、とも考えました。『トラとミケ』で描き出されるのは、当たり前の日常と、そこで味わう”不要不急”の「いとしい時間」です。

第2巻のタイトルは「こいしい日々」。大辞泉によれば、「こいしい」とは、離れている人や場所、また事物などに強く心を引かれるさま、の意味。皆さんの「こいしい日々」が本書『トラとミケ』でどうかひととき癒やされますように。

感想・レビュー・書評

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  • この2巻では、写真屋店主・シンちゃんのテツネタと、ルミちゃんの帰省の話がほのぼのして良かった。まぁ、全体的に"ほのぼの系"なんだけど……。今回も、とても癒された。

  • 心が温まる一冊です。

    応援者は常に側にいること、応援されることの感謝を忘れてはいけないこと、応援する人にならないといけないことに気がつかせる素敵な本ですよ。

    ぜひ〜

  • 本当に登場にゃん物が素敵で泣けちゃういい話の詰め合わせ。シンちゃんも、ルミちゃんもみんな素敵な仲間、私も混ざりたいです

  • 今回は、妻に先立たれた写真店の店主・シンちゃんと子どもたちの話がしみた。亡くなることは悲しいけれど、こうやって法事だなんだで家族が集まれるのはいいな。次男との和解もできて、よかった。

  • ストーリーはヒューマンドラマなのに、ねこ感がすごい。

  • こんな風に歳をとっていきたいですね。ホロッとくる場面が随所にあってたまりませんでした。18話の最後『今日を楽しむことが一番大事ね』トラさんの言葉が心に染みました。これからも楽しみにしています。

  • 懐かしい、ほろっとする話。
    美味しそうな料理と昭和の商店街いい。

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著者プロフィール

2002年より名古屋を拠点にイラストレーターとして活動を開始。コミックエッセイをはじめ、犬猫のゆるキャラマンガ、広告イラスト、動画制作なども手がけている。著書には実写映画化となった『ねことじいちゃん』シリーズ、『ねこアンソロジーコミック ねこといっしょ ニャつらの傾向と対策』(KADOKAWA)、『まめねこ』シリーズ(さくら舎)、『トラとミケ: いとしい日々』シリーズ(小学館)、『ケンちゃんと猫。 ときどきアヒル』(幻冬舎)、『ちびネコどんぐり』(ホーム社)など多数。

「2022年 『ねことじいちゃん2023カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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