- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093965514
作品紹介・あらすじ
話題沸騰!大人気ネコ&グルメ漫画の最新刊
◎第24回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出されました!
◎『あの子は漫画を読まない。』(BS日テレ。2021年5/22放送)で紹介されました!
つらいとき、かなしいとき、もちろんたのしいときも、『トラとミケ』の暖簾をくぐれば、美味しい料理とお酒、そしてトラとミケが待っている――
実写映画化もされたベストセラー『ねことじいちゃん』の作者・ねこまきさんが、何気ない日常のいとおしさを、四季折々の情景とともに描いて大反響の『トラとミケ』。
第3巻では、魅力的な新キャラクターが続々登場。仕事がうまくいかず途方に暮れる青年、DV夫から逃げ出して来た母娘、トラの高校時代の恩師で元気ハツラツ99歳の老先生、名古屋の老舗喫茶店をひとり切り盛りする店主……。そして常連の幻斎じいの過去も明らかに。
時代とともになくなりつつある昭和の風情は懐かしくて新しく、酒場詩人・吉田類さんは、「美味しい料理と心の触れ合い。『トラとミケ』は、ぼくが大好きな昭和酒場そのものだ」と大絶賛評をしてくださいました。
今巻も全編フルカラーで収録。特別編も収録した大増量192ページ、たっぷりご堪能ください。
【編集担当からのおすすめ情報】
今年も無事に皆さまのもとへ単行本をお届けできることがとてもうれしいです。第3巻のタイトルは「ゆかしい日々」。「ゆかしい」という言葉には、3つ意味があります。
1/気品、情緒があり、どことなく心がひかれる→今巻に登場するカオルさんの楚々とした姿。
2/なつかしく感じられる、昔が偲ばれる→幻斎じいやトラとミケの子供の頃の話。
3/好奇心がそそられる→カオルさんの娘、リコちゃんの見たい、知りたいという気持ちが頭に浮かびました。
そんなことで決まった「ゆかしい日々」。気持ちが暗くなるニュースも多い昨今ですが、皆さまには本書を読んでひととき、ゆかしい時間を送って頂けたらと思っています。そしてもしも気に入っていただけたら、ぜひ周りのかたにも「面白かったよ」と薦めていただけましたら幸甚の至りです。
感想・レビュー・書評
-
ちょっと泣けるところもあるけど、2人はまったり生きているのでホッコリする。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第3巻は"ゆかしい日々"。『何となく懐かしい』という意味がある本書では、占い師・幻斎じいのエピソードが良かった。親友のタモツくんとキャッチボールができるといいね。
-
占いの先生の話がこれまた切なくて泣けた
一度はしてしまう、その時は大した事じゃないと
自分に言い聞かせながらついた嘘で友達を亡くす
なんて胸に迫るものが有った。
そしてカオルさんとリコちゃん登場のお話も良かった。良い人(猫)ばかりで癒されるよ? -
玄斉先生が占い師になった事件は切ない。戦争が色々な人生の歯車をズラしてしまう。それでも誰かに救われ、救われた恩を自分だけにとどまらず誰かにかえす…バトンタッチしていく考えが共感できます。
私もご先祖や人生の先輩達にバトンをもらったからには、次に渡す前にバトンを素敵にしないとね〜
ぜひ〜 -
トラさんとミケさんのお店のお話。今回は幻斎先生の子どもの頃の話が重たかった。そんな過去があったなんて。あっちにいったらまたキャッチボールしよう、という面で涙が出た。
トラとミケのお母さんの話もあり。年齢もあるのだけれど、いつまでもお店は続けてほしいなと思った。
ここでも猫又の話が出た。最近別の物語でも見かけた。怖いだけではなく、優しい妖怪に思う。 -
なんだかね
泣けるのよ