カランコロン漂泊記 (小学館文庫 R み- 8-1)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 51
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094047011

作品紹介・あらすじ

「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」…誰もが慣れ親しんだ、異形の愛すべきキャラクター達。その生みの親、水木しげるセンセの旺盛な創作活動の原点とは!?少年時代、ラバウルでの戦争体験、忘れられない人々から独自のテツガクまで、風の向くまま気の向くまま、縦横無尽に人生を語る、本邦初!どこを切っても水木印の痛快コミックエッセイ!!ビッグコミック連載時より、熱烈な支持を受けた快作が遂に文庫本で登場!肩の力を抜いて、人生を楽しむヒントがたっぷりと詰まっています。

感想・レビュー・書評

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  • 父と同い年なんです。父は海軍、志願兵でした。父からの話と共通することが沢山あります。
    すごい時代を生き抜いてきたんですね。側に置いておきたい一冊になりました。

  • 水木先生の生き抜くんだという強い意志に感動した。
    日本人は自決するのが、潔くて美なんだという考えが強すぎるような気がする。

  • コミックエッセイ+活字エッセイ。そばでおじいちゃんの戦争体験を聞いているような、そんな感じ。雑誌の連載だったせいか、同一のエピソードが語り口や主題を変えて何度か語られているのも、「前に聞いたよその話!」と言いつつも、ついつい聞いてしまうような。なかなか貴重なお話ばかりです。きっと人好きのする、人としての魅力にあふれた方なんだろうなぁと思う。

  • 最高!!エクセレント!!!知らなかった、水木センセイがこんなに素敵な人だったとは!!!鋭い視点、独特のおとぼけ、妙に冷めた態度・・・。絶妙です。この方は完成されていらっしゃる気がする。ほかにも水木センセイの本が読んでみたくなりました。あ、ちなみに、エッセイと漫画が半々で、かなり軽くて読みやすいです。

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著者プロフィール

1922年(大正11年)生まれ、鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、ラバウル戦線で左腕を失う。復員後、紙芝居画家を経て貸本漫画を描き始め、1957年『ロケットマン』でデビュー。以後、戦記もの、妖怪ものなど数多くの作品を発表。1965年『テレビくん』で第6回講談社児童漫画賞を受賞。1989年『昭和史』で第13回講談社漫画賞を受賞。1991年紫綬褒章受章、2003年旭日小綬章受章。主な作品に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』『総員玉砕せよ!』『のんのんばあとオレ』など。2015年11月死去。

「2022年 『水木しげるの大人の塗り絵 あの世紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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