痴漢冤罪裁判: 男にバンザイ通勤させる気か (小学館文庫 R い- 19-1)

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  • 小学館
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094048018

感想・レビュー・書評

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  • 読んでいて怒りに震えてしまう理不尽さ。
    いきなり痴漢に間違われorでっち上げられ、無条件に有罪を確定させ
    られる有り得なさ、それを覆すために必要な証拠集めの途方もなさ、奪われる時間と人生…といった部分をメインに実際の判例を取り上げている。
    2000年の本なのでだいぶ状況が変わっていると思いたいが、示談金目当てに痴漢をでっち上げるような輩もいたとは、、

    基本的に痴漢が悪いことなのはもちろんですが、男女問わず、むしろ女性に読んで欲しです。運が悪かった、では済まされない冤罪の恐ろしさが垣間見れます。

  • 本を整理していて発見したので再読思っていたよりしっかりした本でした。ちなみに,バンザイ通勤させる気かと書いていますが,満員電車に乗る際,両手の所在を明らかにするのは基本だと思います。それにしても,当時は痴漢冤罪被害者ネットワークの代表者のN氏が真面目な人に相手にされていたんですね。

  • 2007.2/14
    「それでもボクはやっていない」に関連して。無罪なのに逮捕された人は、おおむね言い分を聞いてもらえない。おそろしい。

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著者プロフィール

1962年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。ひきこもり問題、東日本大震災、築地市場移転などのテーマを追う。NPO法人KHJ全国ひきこもり家族会連合会理事。

「2019年 『ルポ「8050問題」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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