埋蔵金発掘課長 (小学館文庫)

  • 93人登録
  • 3.59評価
    • (7)
    • (12)
    • (17)
    • (3)
    • (0)
  • 14レビュー
著者 : 室積光
  • 小学館 (2016年6月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (461ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094062960

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
池井戸 潤
池井戸 潤
池井戸 潤
池井戸 潤
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印

埋蔵金発掘課長 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • フィクションなんだよね。凄い面白かった。
    室積さんは山口県出身の作家さんで、今回の舞台が室積さんの地元。
    私も知ってる場所があちこち出ていてわかりやすい。
    埋蔵金を探し求めるうちに、戦争の頃の歴史も紐解かれ、ハラハラドキドキしながらも、感慨深い気持ちになったり。
    最後にオチもあり、映画になったら凄く面白いと思うな~

  • 市の財政難を打破するために、埋蔵金を発掘する。
    市長の思いつきから始まる、ユーモア小説。
    空気の読めない職員。
    妄想爆発の銀行員。
    軽いノリの市長。
    憑依体質の巫女。
    個性的なキャラが集まっての、ドタバタ。
    一口にお宝といっても、時代背景はさまざま。
    テンポよく楽しいだけでなく、最後は真面目な問題も。

  • エンタメの形でわかりやすく、
    伝え続けたいことをいつも通り織り込む室積節。
    佐久のエピソードは現実に基づいてるんだね。
    不覚にも長野出身ながら知らなかったことを
    恥じた。
    霊媒女子が都合よすぎるけど、
    するする読めてでも残るものもあった。
    主役役所広司っぽい!

  • 地方再生に戦争を絡めているが、やや盛り込みすぎた感が。地方再生に悪戦苦闘するというところがもう少し描かれてもよかったかも。

  • 最初の出だしでなんとなく落ちは判ったが全体を通して読むと面白い。

  • 財政難対策として、市長の突拍子もない埋蔵金発掘の指示により、展開する作品です。ただ、それだけでなく、戦争の深い問題や、ちょっとしたオチもあり、とても楽しく読めます。

  • 『史上最強の~』シリーズの室積さんの近作です。

    室積さんの作品と言えば、
    突飛な設定からのユーモア小説といぅ印象ですが、
    その実は、皮肉の効いた社会派の小説でもあって、

    本作品も、地方都市の財政問題に端を発しながら、
    最後は、埋蔵文化財と地域おこしにまとめていく、
    ありがちながらも、うまい構成、展開でした。

    『史上最強の~』は、ちっと飛び過ぎていたので、
    むしろ、本作品ぐらいの方が、ちょうどいいかも。
    全編で楽しく、でも、それだけではない作品。

    面白かったです。

  • 地方都市が財政難から埋蔵金発掘に夢見るお話
    最初はいつもの感じの妄想設定を膨らませた話かと思ってたら、中盤あたりから化ける

    埋蔵金なんてそもそも郷土史に詳しくないと無理だよね~ とか思って読んでたら
    将に郷土の名士の話になってた

    一番心に残ったのが、最後の方で藤山新作がインタビューで語ったところ
    戦争はだからいけないよなぁと考えさせられる

    仁科関夫は実在するけど、藤山新作は実在しない?よね?
    なのに妙にリアリティを感じる設定でした

  • 面白かった~。
    突拍子もない設定で、一体どこに落ち着くのかと思っていたら、ものすごい高尚なテーマにたどり着いた。人間にとっての永遠のテーマかもしれないけど。
    もう一回読みたい。

  • 前半のドタバタから、中盤から終盤にかけてそっちの方向に行くのですねという感じでした。それなりに考えさせられます。

  • ~の内閣と比べてしまうと…

  • 28年8月13日読了。
    知った場所が、名前を変えてちらほら。回天は大津島に行った事を思い出した。埋蔵金は形を変えて、日照市を救えるか。これから先は、人の知恵で未来を切り開いて行くしかないな。地方都市の財政危機と過疎化の問題は、身につまされるものがある。
    そういえば、婆ちゃんが戦時中にちょっと価値のある皿なんかを、敷地内に埋めたらしいけど、幾ら捜しても見つからないままって言ってたな。あれを捜してみようか、って事をふと考えてしまった。

  • 賑やかし要因だった伊藤に救いの手はないのでしょうか。悪い男じゃないと思う。
    埋蔵金に夢を見すぎてる市長の発想に振り回されるどころか自分達でペースを作っていく様は気持ち良かった。キャラがそれぞれいい味だしてました。
    明かされる謎と、埋蔵金の正体に何故か涙してしまったが、ラストのオチがどこかで読んだ話でちょっと残念でした。でも日本中の埋蔵金探しに奮闘するのもありだな……。
    「巡洋艦阿武隈」が出てきた時からもしかして戦争が絡む話かな?と思っていたので、予想が当たって嬉しいような切ないような。終戦の日が近づく今日、読めて良かったと思える結末でした。

全14件中 1 - 14件を表示

埋蔵金発掘課長 (小学館文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

埋蔵金発掘課長 (小学館文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

埋蔵金発掘課長 (小学館文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

埋蔵金発掘課長 (小学館文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

埋蔵金発掘課長 (小学館文庫)の作品紹介

それは愚策か、それとも起死回生の一手か?

早期退職し、故郷に帰ってきた元広告マン。午前中は、道の駅で働き、午後はのんびり海辺で過ごす生活を送っていた。ある日、市長の秘書をつとめる同級生が、市長直々のお願いがあるとやってくる。お願いとは、財政破綻目前の市のために、埋蔵金を発掘してほしい、というとんでもない依頼だった。日給に釣られ、半信半疑で着手することにした俺は、郷土史家を訪ね、小学校の裏山が怪しいという情報を得る。市の職員と二人で発掘をはじめたが、なにせ広大な土地だ。市に懇願して、人員を増やし、巫女の力を借り、なんと古銭の発掘に成功する。勢いに乗った発掘課は、やがて日照市の海軍工廠に眠るお宝の情報にたどりつく。彼らが発掘したお宝とは?
荒唐無稽、なのに感動の室積ワールドは今回も健在! 笑って泣ける最強エンタテインメント、いきなり文庫で登場!!

埋蔵金発掘課長 (小学館文庫)はこんな本です

埋蔵金発掘課長 (小学館文庫)のKindle版

ツイートする