花とアリス殺人事件 (小学館文庫 お 15-1)

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  • 小学館
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094065091

感想・レビュー・書評

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  • 映画、あることすら知りません!前日譚なのかな?読み終わってだいぶ経ったのであらすじを忘れてしまったが、明るく独特のものの見方ができる少女と、思い込みが激しいが愛情深い少女が出会い、ある「殺人事件」の事実を解明しようとするお話。だった気がする。

    乙一の文体に浸りたくて読んだからかもしれないけれど、いまいち不完全燃焼感があり残念。これから映画につながるんでしょうか?時間があったらまたみてみます。

    女の子の現実と、その中で夢見がちな価値観を味わいたいときにオススメ。

  • ガールミーツガールであり自分見つけである.決してネガティブな,嫌な気持ちにはさせず,青春の一頁を切り取り,読了後もその後を欲する気持ちを起こさせる.

  • 岩井俊二監督の映画を原作にしたノベライズ作品。
    映画の初項と決定稿と、乙一のオリジナルのブレンドで、
    映画とはまた別の作品として仕上がっている。と思う(^ ^;
    済みません、映画の方は見てないので(^ ^;

    登場人物が、みな濃ゆい(^ ^;
    主人公も、クラスメイトも、親も(^ ^;

    親の離婚で転校して来た中学生が主人公。
    クラスでは、何故か皆から距離を置かれてしまう。
    いじめっ子やら、クラスを支配する謎のオカルト少女やら、
    隣家からずっと覗いてくる引きこもり少女やら、
    四クセも五クセもある連中に囲まれてもがいている間に、
    徐々に全貌が見えてくる「学校で起きた事件」。

    その事件の謎を暴き、引きこもり少女を救うべく
    行動を起こす主人公アリス。
    が、所詮は中学生だし、解決の「手法」が
    びっくりするほどもどかしい(^ ^;
    肝心なところで大ドジかましたりするし(^ ^;

    結論から言うと、トラブルは解決し、
    引きこもりも学校に戻ってくるし、
    アリスも自分の居場所をきちんと手に入れるし(^ ^

    これは原作映画があるから、なのかも知れませんが、
    全体を通して文章が非常に「映像的」な印象。
    その分、読み物としてだけ捉えてみると、
    ストーリーの「ひねり」が今ひとつか(^ ^;

    乙一氏がゼロから書いた作品だったら、
    もう二ひねりくらいぶち込んでくるかな、と(^ ^;
    その分、星一つ減(^ ^;

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著者プロフィール

1996年、『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞しデビュー。2002年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞を受賞。他著に『失はれる物語』など。

「2022年 『さよならに反する現象』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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