えんま様の忙しい49日間 光る藤の頃 (小学館文庫 C し 1-3 キャラブン!)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094066685

作品紹介・あらすじ

吉祥寺に住む閻魔大王、迷える魂を救う!?

休日を過ごすために現世にやってきた地獄の大王閻魔さま。人間の姿になって大央炎真と名乗り、地蔵菩薩が管理する吉祥寺のアパートで、秘書の小野篁とともに暮らしはじめる。だが、さ迷う死者を見つければ成仏できるように導いたり、悪い心に囚われた生者に会えば思わず成敗してみたり。地蔵菩薩にもこき使われて、ちっとも癒されない毎日だ。
そんなある日、地獄で記録係を務める司録と司命に請われて井の頭公園に遊びにきた炎真は、現世に来てから知り合った少年に『幽霊のような黒い犬』を見たと教えられる。さらに炎真は新聞で、遺体に噛み傷がある殺人事件の記事を見つけるが……。
超がつくほどの犬好きで世話焼きな小野篁、しょっちゅう現世にやってきては炎真におねだりをする記録係のお子様ズ・司録と司命、スイーツをエサに炎真を振り回すイケズな地蔵菩薩。個性的な周囲の面々も揃って、にぎやかに繰り広げられる地獄行き事件解決録、第三弾登場! 思い出の味を再現できずに嘆く漫画家の話、奇妙な屋敷に入り込んでしまった図書館の読み聞かせ係の一夜など、四つの物語を収録。残り少ない休暇だけれど、炎真は今日も大忙し!?

感想・レビュー・書評

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  • 2022年3月15日~
    鳥獣△戯画
    孤独の犬を読んでいて少し泣いてしまった。
    蟲毒、孤独な犬

  • 仕事で忙しく、疲れて読めてなかった子達がわんさか本棚と、収まりきれない子達が早く読んで〜と言わんばかりに待ってます

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著者プロフィール

■著者
霜月りつ(しもつき・りつ)
富山県生まれ。駒澤大学卒業後、編集者、ライターを経て作家デビュー。
著書は『神様の子守はじめました。』(コスミック出版)、『あやかし斬り 千年狐は綾を解く』(小学館)、『百華後宮鬼譚』(ポプラ社)、『探しものは妖怪ですか?』(新紀元社)など多数。

「2023年 『神様の用心棒 ~うさぎは星夜に涼む~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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