派遣社員あすみの家計簿 (小学館文庫 C あ 5-1 キャラブン!)
- 小学館 (2019年11月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094067194
感想・レビュー・書評
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他人をあてにしちゃいかんな。自分のことは自分で面倒みれるくらいでないと。
素晴らしい節約ぶりに感動する。あたしにはちょっと無理。今日くらいいいじゃん、明日からと甘くなりそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
付き合っていた自称社長の彼氏に騙されて、勤め先の会社を早々に寿退社してしまった、あすみ。
彼と住むために引っ越した広い部屋、新しい家電の支払いに追われることになった。
日雇いのバイト等をしながら、なんとかカード支払日までにお金を稼ぐ。
最初は大丈夫なのかな?と思うような優柔不断さが見えていたけど、なんとか頑張って乗り越えるあすみに、思わず頑張れと言いたくなる。
最後はまた何やら不穏な風が流れてきたけど…
働くって、お金って大事!
2021.2.22 -
昔の僧侶みたいな名前の元カレを、殴りつけてやりたい、と思いながら読み進めていき、ミルキーの、赤毛のアン、アニメ、アメリカに、仁子が冷静に「小説ね」、「カナダね」と、ツッコミを入れるところで大笑いしました。
最後は、なんだか、まだ、続きそうな感じの終わり方だったな… -
意外とリアルかつ堅実な物語なんじゃないかな、と思ったら少し悲しくなった。
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残高428円、、、
彼氏の言葉を鵜呑みにして、散々浪費したあげく、
大手企業を辞めてしまう主人公あすみ。
この子大丈夫か?と最初は不安とモヤモヤがあったけど、読み進めるにつれ、あすみの成長ぶりをたくましく感じる。
人間、窮地に追い込まれるとチャレンジできるもんなんだなぁと。私自身、経験した事のない日雇いのバイトや派遣社員の様子が新鮮で、またそこでの人と人の出会いが心をほっこりさせてくれる。
一見、変わった人たちかなと思いきや、相手の気持ちを思ってとる行動や言葉で自分は支えてもらえる人がいるんだと実感できる。
差し迫る支払いのため、がむしゃらに働きながらも人と人との出会いや繋がりが、世の中も捨てたもんじゃないと思わせてくれる。 -
思ってた以上に面白かった。彼氏に逃げられて必死にぬって家賃や光熱費の為に働くあすみの姿…本当にすごいとしか言えない!お金の管理大切!
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一気読み!おもしろかった。
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社会人だけど、お金の使い方がずさんだったOLが、仕事を辞めて収入がなくなり行き詰ったところから月々のお金をやっと管理するようになり、正社員としてノホホンと働きながらもらっていた給料がなくなり、時給日給のアルバイトの綱渡りで日銭を稼ぐ。そうしないとありがたみがわからなかったの?というほどってどーなの?と思いつつ、きちんとできるようになって、まずまず。