- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094067521
作品紹介・あらすじ
国王とその妃の、奇妙すぎる夫婦関係とは?
恐ろしい毒蟲たちと、それらが生み出す蠱毒をこよなく愛する変わり者の姫君・李玲琳と、その夫にして魁国の国王・楊鍠牙。若く美しく文武両道のパーフェクトキングのくせに、過去の諸々の経験ゆえにとことん不幸体質な鍠牙は、いつか妻に殺されることを夢見ているし、玲琳の夫の扱いときたら蟲以下だ。周囲から見れば奇妙すぎる夫婦だし、実は本当の意味ではまだ夫婦になっていないのだが、どうやらそこに愛はちゃんとあるらしい。
さて、大国・斎から玲琳が嫁いできて、はや八ヶ月が過ぎた。もともと小柄ながらそれなりに背も伸びて、少女から女性になり始めた玲琳と、鍠牙の夫婦関係が先に進むことを周囲の者たちは期待するが、肝心の国王夫婦にはまるでその気がないらしい。中でも気を揉むのは、斎国時代から玲琳に長年仕えてきた侍女の葉歌だ。彼女はある日、玲琳に「国王とずっと仲良くいられる毒」なるものを飲ませ、その翌日、忽然と姿を消してしまった。玲琳はいなくなった葉歌を探すため、蠱師として彼女を「呪う」ことにするが……。
大人気! 中華ファンタジー史上最高に奇妙な国王夫婦の物語、第3弾!
感想・レビュー・書評
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蜜月とは…?癇癪のこと??
みんな歪んでるの面白い
乾坤が普通に見えるくらい -
蜜月…。なんだかんだいいキャラが多くていい。続き読みたい
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蟲愛づる姫君シリーズ、第3段。
玲琳の女官、葉歌の秘密が1つ。
鍠牙と玲琳との関係が少し前へ進みそうです。 -
玲琳の周りの人は悉く斜めに真っ直ぐだ。両親もどうも斜めに捻れてでも真っ直ぐな思いがそこにはある。葉歌もまた、真っ直ぐだ。
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葉歌の出自・玲琳の母のこと・蠱師の里のことなど、世界観が深まった巻。
玲琳の力を封じたまま姿を消した葉歌を追って斎へ里帰り。
追ってくる鍠牙のヤンデレっぷりが加速していてとても良い。
彩蘭とその夫である普稀の関係もとても良い。
次巻は鍠牙のデレが更に増してくることを期待したい。 -
蟲と呪いと毒を使う王妃は、怖がられつつも、次第に皆に愛されてきたが……。ヤンデレ×ヤンデレ。病が確実に進行しております(笑)。ここまでいくと完璧なカップルだよなー。
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玲琳、里帰りするの巻(笑)しかし、彼女以上の蟲師って誰?里には強者が!?って思って読んでたんだけど、まさか!な人でしたね。仕掛けてたのか〜そのタイミングが今回だったのか。里里ちゃんの意味深な言葉は鍠牙が勘違いするのはわかる。タイミング!!場所!!(笑)そして、鍠牙は姫を探して三千里←いや、そんな遠くはないはず。しかし、寝てたら足元に猫5匹っていいなぁ。普通の猫じゃないけど。巨大蜘蛛もいるけど(笑)